|
テーマ:おすすめ映画(4082)
カテゴリ:2007年鑑賞映画
![]() メディア 映画 上映時間 100分 製作国 アメリカ 公開情報 劇場公開 (FOX) 初公開年月 2006/12/23 ジャンル ドラマ/コメディ 映倫 PG-12 【解説】 崩壊寸前の“負け組”家族の再生の道のりを皮肉な笑いと感動で 綴るハートフル・ロード・ムービー。サンダンス映画祭で評判を呼び、 インディ作品としては異例の全米スマッシュ・ヒットを記録、大きな 話題を集めた。 監督は夫婦でもあるジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリス。 アリゾナ州に住むフーヴァー一家は、家族それぞれに問題を抱え、 崩壊寸前。パパのリチャードは独自の成功論を振りかざして“負け組”を否定し、 長男ドウェーンはそんなパパに反抗して沈黙を続ける。 9歳の妹オリーヴはとうてい無謀なミスコン優勝を夢見て、ヘロイン常習の グランパは勝手言いたい放題。さらにはそこへゲイで自殺未遂の伯父フランクまで 加わる始末。ママ、シェリルの孤軍奮闘も虚しく家族はバラバラ。 そんな時、オリーヴに念願の美少女コンテスト出場のチャンスが訪れる。 そこで一家は旅費節約のため、オンボロのミニバスに家族全員で乗り込み、 はるばる開催地のカリフォルニア目指して出発するのだった。 だがその道中、彼らは各々の問題と直面してその現実と向き合う羽目になるなど、 散々なドライブに。そして、一家に衝撃的な出来事が起きてしまう…。 【感想】 ( ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 昨年の12月23日から公開していて、ブログのお友達にも 評判の『リトルミスサンシャイン』やっとスクリーンで 観ることができました ![]() かなりの期待を持って観に行ったにもかかわらず 皆様の評判通りで、期待に応えてくれた作品でした ![]() 大感動、大号泣すると言うことはないのですが ストーリーがテンポが良くて、クスッと笑わされ、ホロリとさせられ、 見終わった後にじわじわっと心があたたかくなるような そんな作品でした。キャストも素晴らしかったです! お母さん役のトニコレットは、インハーシューズでキャメロンの お姉さん役を演じていましたが、バラバラになった家族を なんとかまとめようとして頑張っている母親を好演していました。 父親役のグッレグギニア・・・どこかで見たんだけどなあと 思っていたのですが、恋愛小説家でジャックにコルソンの 隣人のオカマ(ゲイ?)役の俳優さんでした。 ワンマンで勝手なんだけど、こういう父親っているんだろうなあ と思いながら、でも、なんだか憎めない感じもあって良かったです。 そして、自殺未遂のゲイの伯父さん(トニコレットの兄役)の スティーブカレル、40歳の童貞男を演じた時とは 全然違っていて、初めは気がつきませんでした ![]() ナイーブな、でも何を考えているかわからない(笑) 雰囲気が漂っていました ![]() そして曲者のおじいちゃん、グランパ役のアランアーキン顔に覚えは 全然なかったのですが、シザーハンズに 出ていたと書いてあって調べたら、ウィノナの父親役でした。 そう言えば、あの時からトボケタ父親でした(笑) 今回も飛んでるおじいちゃんですしね~~(^^;) アカデミーの助演男優賞にノミネートされていますが インパクトがあってノミネートも納得でした ![]() 大きなメガネが印象的なオリーブ役のアビゲイルブレスリンちゃん、 自然な感じの演技が心地良かったです。 そして沈黙を守り続け、ニーチェを尊敬している?兄役の ポール・ダノ君もかなりインパクトありましたね~~。 こんな6人がひとつのおんぼろバス ![]() 会場まで走り続けるのですから、事件が起きないわけがない(笑) ミスコンでダンスを披露するオリーブの振り付けが おじいちゃんと言うことでそのシーンの想像が つきましたが、それでも面白かったシーンでした。 勝ち馬、負け犬、勝ち組、負け組みと言うことが よく出てくるのですが、ミスコンの前日に 不安になったオリーブが「グランパ。優勝できなかったら 私は負け組なの?」と泣き顔で聞くのですが その時、グランパは「負け組みと言うのは最初から 挑戦しない人のことを言うんだよ。お前は 挑戦するんだから負け組みじゃあないよ」みたいな ことを言うのですが、なるほどと感心させられました ![]() 過激なことばかり言ってる、ヘロイン中毒の おじいちゃんですが(^^ゞ いいこともいっぱい言ってくれてます。 バラバラになっている家族が、個性的な6人が ミスコンの会場までひとつのバス ![]() 言うことで、いろいろなことが起こって、再生不可能と 思えた家族の心がつながって行く・・・ とても後味の良い映画でした。 ![]() 24をご覧になっている方はすぐに気がつかれたと思いますが 最後のほうでオリーブを会場に連れて行くスタッフの女性が 24のクロエ役のメアリー・リン・スライカイブでした ![]() ![]() <↑パンフレット・¥600 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.11.08 22:49:11
[2007年鑑賞映画] カテゴリの最新記事
|