Cinema Collection

2007/09/30(日)21:33

★題名のない子守唄(2006)★

2007年鑑賞映画(105)

LA SCONOSCIUTA THE UNKNOWN WOMAN イタリア・アカデミー賞 主要5部門独占! 母性を宿したすべての女性に贈る衝撃の感動作 女は 哀しみを食べて 生きている 上映時間 121分 製作国 イタリア 公開情報 劇場公開(ハピネット) 初公開年月 2007/09/15 ジャンル ドラマ/ミステリー/サスペンス 映倫 R-15 【解説】 「ニュー・シネマ・パラダイス」「海の上のピアニスト」の ジュゼッペ・トルナトーレ監督が、謎に満ちた一人の女性を 主人公に、その秘められた目的と強い意志が突き動かす 彼女の行動の顛末を、徐々に明らかとなっていく哀しみの 過去とともにミステリアスかつサスペンスフルに描く ミステリー・ドラマ。 主演はロシア出身のクセニア・ラパポルト。 【ストーリー】 北イタリアのトリエステ。この街にやって来た一人の女性、イレーナ。 ウクライナ出身という彼女の過去も、ここへやって来た理由も、 誰一人知らない。やがて、彼女はある家族に近づいていく。 それは、貴金属商を営むアダケル家。そして偶然を装い、 アダケル家のメイドになることに成功、夫婦の一人娘テアの 子守役も兼ね、次第に家族の信頼を獲得していくが…。 【感想】 () 実はこの感想2回目に書いたものです、下書きしていたものを 間違えて更新してしまい、書いたものがすべて泡のように(笑) 消えてしまいまいました かなり長く書いたのですが、1度書くとかなり 忘れてしまい(^^ゞなので短めの感想になって しまいまいまいした また、映像の前に監督からのメッセージでこの映画の 結末を話さないで下さいみたいなメッセージが流れるので、 今回はあまりシーンなどについても書きません。 (と言うのも理由ですが、いったん消えた感想はもう 書けないんですよね) ニューシネマパラダイスが大好きなので、 この監督の作品ならと公開してすぐに観に行きた かったのですが、なかなか時間がとれず 本日やっと観る事ができました ショッキングなオープニングから始まり、ヒロイン イレーナの不可解と思える現在の行動から 彼女の目的は?彼女の正体は?彼女の過去に何が あったのか・・・とサスペンスタッチな描き方に かなり映画に惹き込まれて行きました 彼女の現在と彼女の忌まわしい?おぞましい?過去の 映像がフラッシュバックしながら物語は 進んで行きます やがて、彼女の行動の意味、何に追われ、何に恐れているか 彼女の望みはなんなのか・・・ と物語が進むにつれて、展開が徐々に読めてはきます・・・ そして衝撃?のラストへ・・・ イレーナ役のクセニア・ラパポルトは体当たりとも言うべき 演技で素晴らしかったです 家政婦として表れる彼女は地味な服装ですが 透明感がある綺麗な女優さんだと思いました。 これから、どんな作品に出てきてくれるのか とっても楽しみです またテア役のクララ・ドッセーナは60人のオーデションで選ばれ、 プロフィールは一切公表されてないそうですが、 頭が良くて、ちょっと小生意気で、そして愛くるしい かわいい女の子を演じていて良かったです あまりにも期待感が高く、また予告編でもかなり期待して いたので、そう言う意味では、もっとサスペンスで ミステリーかと思っていたのですが、これはサスペンスタッチで 描く一人の女のドラマでした。 意外と泣かされませんでしたが、救いようのない、 救われない物語に希望が持てるような ラストは、おすぎさんが秀逸と言っているシーンですが その映像とモリコーネの音楽で涙があふれました モリコーネの音楽はすごい!!! ニューシネマパラダイスとは全く違った感じの作品なので 万人向きでもないと思いますが、重い作品でもありますが 私は観て良かったです 原題は『見知らぬ女』みたいな感じですが、 映画のシーンでイレーナが歌う子守唄(監督の作詞でモリコーネ作曲) が印象的なのでこの邦題私は結構気にいってます 『映画を見て60年、初めて見る 衝撃の映像とストーリー。 ラストシーンの秀逸さに総てを救われ、 頬にやさしい風を感じた』 (映画評論家・おすぎさん) 『母の愛は、いつどんなときも 強く、揺るぎないものなのです』 (監督・ジュゼッペトルナトーレ) <↑ふたつともチラシより引用しました> <パンフレット¥600クリックで公式サイトへ>

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