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カテゴリ:2008年鑑賞映画
![]() 太陽系第三惑星の旅へようこそ。 上映時間 96分 製作国 ドイツ/イギリス 公開情報 劇場公開(ギャガ・コミュニケーションズ) 初公開年月 2008/01/12 ジャンル ドキュメンタリー 【解説】 海洋ドキュメンタリー映画「ディープ・ブルー」を大ヒットさせた 英国BBCが、今度は対象を地球全体に広げ、再び徹底的に 映像重視のコンセプトで大自然の驚異を捉えたネイチャー・ドキュメンタリー。 日本でも2006年にNHKで全11集の大型企画として放映され 大きな話題を集めたドキュメンタリー番組「プラネットアース」の 膨大な映像素材を元に、地球環境問題の視点も盛り込みつつ 選りすぐりの映像を集めて劇場用として再構成。 5年もの歳月と莫大な予算を投じ、最新の撮影機材・映像技術を 駆使して撮り上げられた神秘に満ちた大自然の景観と、野生生物が 繰り広げる生と死のドラマの決定的瞬間を捉えた未だかつてない 映像の数々が、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の荘厳な音楽に 乗せて映し出されていく。 ![]() 【感想】 ( ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ディープブルー、ホワイトプラネットと観たかったにもかかわらず スクリーンで観れなかった私 ![]() これは絶対にスクリーンで観よう!と思っていたのですが 風邪を引いたりして中々観に行けなかったのですが 先日やっと観に行くことができました ![]() この映画はNHKで放送されていたプラネットアースを映画版として 再編成したものらしいので、は見たことのある映像ばかりと 言うかたもいるのかもしれませんが、私には初めての映像ばかりで かなり見応えがありました ![]() 動物が大好きな私は、まず最初に登場するホッキョクグマの 赤ちゃんに心を奪われました(笑)・・・ 「かわいい!かわいすぎる~~!」まるでぬいぐるみの ようだあ~~ ![]() その他にもアフリカゾウ、ライオン、ホッキョクオオカミ、チーター、 アムールヒョウ、キツネ、ザトウクジラの親子、イルカ、カジキマグロ オットセイ、セイウチ、ホウジロザメ、ヒヒ、チンパンジー、 アネハヅル、オシドリ、アデリ-ペンギンなどなどが出てきて 動物が大好きな私には彼らを見ているだけで幸せでした ![]() ![]() 中でも大好きなオオカミがトナカイを追いかける所は ドキドキハラハラ、オオカミは大好きですし、獲物を 捕らえないことは彼らの死活問題・・・ですが 追われる子供のトナカイのことを考えるとかわいそう・・・ 子供に逃げ切って欲しいと思いながらも、オオカミも獲物を 捕まえないと餓死してしまう。。。そんな複雑な思いで そのシーンを観ていました ![]() ![]() 同じように、チーター(これまた大好きな動物で、いつ見ても 美しい ![]() 同じような気持ちで観ていまいしたが、高速カメラ(弾道テスト用ハイスピードカメラ) で撮った映像は焼躍動感にあふれ、地上最速のハンター、チーターの芸術的 とも思える美しい ![]() ![]() ![]() 水呑場でのアフリカゾウとライオンの昼と夜の立場が逆転する (ゾウは夜は人間と同じで全く目が見えませんが、ライオンは 夜行性の目なので)ところは興味深かったですし、 30頭で1頭のゾウを倒すところなどは圧巻でした ![]() ただ、いずれも捕まえるところまでは見せても、食べるところまでは 見せませんでしたので、捕まえられる動物はかわいそうだとは 思いましたが、残酷さはなんとか感じずにすみました ![]() ![]() ハンターと言えば、海の最強のハンター、ホオジロザメ(ジョーズのモデル)が 獲物を捕獲するところはストップモーション撮影で たった1秒くらいの瞬間らしいのですが、その映像はすごい迫力でした ![]() 映画の中だけでなくホオジロザメは本当に獰猛で怖いと 思いました ![]() でも、人間のことはめったに襲わないらしいのですが・・・ ![]() 笑いが起こったシーンは、ヒヒが、こわごわ?川を渡っていく所や アデリーペンギンのユーモラスな動き、チンパンジー(だったと 思うのですが)が口の中に食べ物をどんどんいれてほおばるところ 極楽鳥の求愛ダンス(あんなに一生懸命ダンスして メスに振られるとは・笑)の所だったと思います。 ![]() また渡り鳥のアネハヅルは、インドの温暖な気候を 求め最高で7620mと言う非常に高いヒマラヤ山脈を越えることが、 彼らにとってどんなに過酷でひとつ間違えば死につながる と言う事実は、意外でした ![]() 鳥だからってどこまでも高く飛べるわけではないんですね(^^ゞ ![]() と動物が大好きなので、動物のことばかり言ってきましたが、 もちろん地球の美しい光景もたくさんあり、このような風景は この映画を観なかったら、観れなかったと思えるものばかりで、 真っ青な空、白い雲、輝く緑、透き通った水、聳え立つ山々etc 地球と言うのは本当に美しい星なんだなあらためて感じました。 (そうそう、日本の美しい吉野桜<奈良>も出てきますよ^^) ![]() また動物の話に戻りますが(笑)、いつも思うのですが 肉食動物が獲物を捕らえる時、捕らえられる草食動物が かわいそうに思えますが、肉食動物たちにとっては 獲物を捕らえることは彼らの生死に関わることで 捕らえた獲物は綺麗に食べてしまいますし、おなかがいっぱいの 時は獲物を捕まえることもしません。 (増える草食動物に対して自然淘汰にもなっている行為ですし・・・) ![]() そう言うことを考えると、人間は食べ物に対して贅沢で 残しても平気で、犬や猫に対しても残虐なことをして・・・ 人間と言うのは傲慢で本当に残酷な生き物だとつくづく思います。 と話がそれました(^^ゞ ![]() 今現在アムールヒョウは40頭くらいで、また温暖化が進めば 40、50年の間にホッキョクグマが絶滅するのでは ないかとも言われています。 こんなに美しい星を破壊していっているのは私たち 傲慢な人間なのではないでしょうか・・・ 私も私なりにしていることはありますが、この映画を観て あらためて自然の厳しさを感じるとともに 自然の大切さを感じ、この美しい星を守って (ちょっとオーバー?(^^ゞ)行かなければと思いました。 とえらそうなことを言っても私ひとりになにができると 言うわけでもないのですが(^^ゞ 時間的に丁度良いと思いますが、多くの人に 観て頂きたいと思いますが、後ろに座っていた お子様はちょっと飽きていたみたいです(^^ゞ 幼稚園くらいのかたは無理かな。。。 どうやって撮影したのだろうと思う映像ばかりで 多分(いや絶対・笑)命がけの撮影もたくさんあったと思います。 こんなにすごい映像を撮ってくださった撮影スタッフ(カメラマン) に感謝の気持ちでいっぱいです ![]() いつもは字幕で観るのですが、今回は映像に集中したいと 思い吹き替えで観ました。おかげで、画面に集中して 観ることができました ![]() 渡辺 謙さんのナレーションも良かったと思います。 もちろんベルリンフィルの荘厳な音楽 ![]() 公開して1週目に1位になり、驚きましたが、この美しい星 地球の素晴らしい自然を、動物を、光景を 大きなスクリーンで多くの方々に観て欲しいと思います。 そして、それぞれにいろいろなことを感じて、考えて いって欲しいと思いました ![]() ![]() ![]() <パンフレット¥600 ![]() 生き物たちが問いかける声が聞こえる。 この森は誰のもの? この海は、山は、大気は、誰のもの? 野生の生きものは、人間のために存在しているの? 今こそ、できる限りのことをしよう。 この地球を、無数の生命と分かち合っていけるように。 輝く野生の生命と、共に生きていけるように。 <↑パンフレットより1部抜粋しました>
最終更新日
2008.01.26 22:14:09
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