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カテゴリ:2008年鑑賞映画
ワインとおしゃべり、時々 恋── それが女たちの読書会。 映時間 105分 製作国 アメリカ 公開情報 劇場公開(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント) 初公開年月 2008/04/12 ジャンル ドラマ/ロマンス/コメディ 【解説】 全米の女性たちの間で一大ブームとなっている“読書会”を モチーフに、参加者それぞれの悲喜こもごもの人間模様を綴った 全米ベストセラーを映画化したコメディ・ドラマ。 監督は「若草物語」「SAYURI」などの脚本で知られる ロビン・スウィコード。これが初監督作。 【ストーリー】 離婚歴6回を誇る女性バーナデットは、愛犬を亡くして 落ち込む友人、ジョスリンを励まそうと、 ジェイン・オースティンの読書会を思いつく。 なぜならば、“オースティンは、人生最高の解毒剤”だから。 もう一人の親友シルヴィアも、ちょうど夫から “他に好きな人ができた”と告げられ窮地に陥っていた。 しかし、オースティンの長編小説は6冊あるため、メンバーも 6人必要だった。そんな中見つかった4人目は、趣味の合わない 夫より教え子に心惹かれる高校教師プルーディー。 さらにシルヴィアの娘アレグラも引き入れ、最後は唯一の男性に してオースティン初体験のSF大好き青年グリッグ。 こうしてメンバーも揃い、いよいよ読書会が幕を開けるのだが…。 【感想】 <> この映画は4月公開の中で最も気になっていた 作品でした。公開は12日からでしたが、私が行く シネコンで26日からの公開があったので、 それまで我慢の子でした(笑) 26日は、アイムノットゼア、ゼア・ウィル・ビー・ブラッド など観たい作品の公開もあり紀元前1万年などもあって 迷いましたが、やはり1番気になっていたこの作品を選びました! (2本目に観たスパイダーウィックの謎を先にアップしましたが・(^^ゞ) そして、観に行って正解でした!いやあ~~良かったです ものすごく感動したとか、号泣させられたとか、 大笑いしちゃったとか、かなり考えさせられたとか 言う作品ではなく、ストーリーも大きなクライマックスが あるとかどんでん返しがあると言う作品ではなかったのですが・・・ いや~~かなり面白かったですハマリました(笑) 私にとっては心地いいと言う感じの作品でした かなり好きな作品です。DVDは買いだな(笑) ↑これだけ言ってしまうと、これからご覧になろうと している方は、かなり期待してしまうかも(^^ゞ 以下はネタにふれている部分がありますので、 これから鑑賞される方はご注意くださいね アメリカでは、ミドルクラスの3人に1人が参加している と言うほど読書会が大流行しているそうです。 ホームパーティーが好きなアメリカらしいですね。 そう言えばリルチルドレンにも読書会があったっけ・・・ <初対面の6人が最初に集まったのはスタバ> そして、この読書会も指定の6冊(ジェインオースティンの小説) がそれぞれの登場人物に割り当てられます。 そして、1ヶ月に1回集まっての読書会が始ります・・・ 2月「エマ」 ・・・担当は1度も結婚していない、愛犬の死に 落ち込んでいるジョスリン(マリア・ベロ) 3月「マンスフィールド・パーク」・・・担当するのは、結婚して20年、 子供も3人育て、円満な夫婦生活と思っていたら、夫に突然、 好きな人ができたと言われ、立ち直れないほどのショックを 受けたシルビア(エイミー・ブレネマン) 4月「ノーサンガー・アビー」・・・担当は、、この読書会に参加した 理由はジョスリンに誘われたからと言うオースティンは初体験、 SF大好き青年グリッグ(ヒュー・ダンシー) 5月「自負と偏見」・・・担当は、この読書会の主催者であり6回の 離婚暦があるバーナーデット(キャシー・ベイカー) 6月「分別と多感」・・・担当は、シルビアの娘で、とても母親思い、 同性愛者をオープンにしているアレグラ(マギー・グレイス) 7月「説得」担当は、ヒッピーの母に嫌悪感を持ち、自らは高校の フランス語教師となっている。夫との価値観があわず悩んでいて、 現在は教え子の高校生に惹かれているプルーディー(エミリー・ブラント) 毎月読む本は同じなわけですが、年齢や性別や育った環境や 性格や感性etcによって解釈(感想)が、 違ってくるものであるような(そうですよね?)、気がします。 そして、本の内容とメンバーの人生とが微妙にからむところが あるので、話はややこしく、そして、面白くもなります 6人の年齢は20代くらいから50代ぐらいと幅広く 異性あり、初対面同士あり、同性愛者あり、親子あり、 長年の友人関係ありとメンバーがいつもの仲良し6人組 みたいな構成でないところがこの作品を 面白いものにしていると思います ジェインオースティンの作品は映画では「プライドと偏見」 「いつか晴れた日に」(分別と多感)を鑑賞しましたが、 小説は「自負と偏見」しか読んでいません(^_^;) こんな私でも(ジェインオースティンを読んでいなくても) 十分に面白かったこの作品、ジェインオースティンを 読破しているかたなら、さらに面白いんでしょうね。 いつかこの6冊(残り5冊)を読んで、またこの映画を 観たいと思いますが、そんな日はかなり遠いと思われます(笑) シザーハンズの時から印象深いキャシーベイカー、 シークレットウィンドウではあまりいいとは思わなかった マリア・ベロ(今回はすっごくいいです^^) プラダを着た悪魔に出ていた時から好きだったエミリーブラント (プラダのキャラと似たような感じですが)などキャストも良かったです <マリア・ベロとヒューダンシー> 唯一男性の参加者のグリッグ役のヒュー・ダンシーも好青年でチャーミングー(エド・はるみ風?笑) (途中からオーリーっぽく見えてきたのは私だけ?笑)でした。 私はジェインの小説よりSF派だからグリッグの気持ちが良くわかるかな また、トランスアメリカに出ていたケヴィン・ゼガーズも相変わらず魅力的でした。 私がプルーディなら、絶対に信号渡ちゃいます(爆) <この写真は映画のシーンではありません。5年くらい前の 写真ですが、あまりにも好みだったので載せました・笑> オープニングの「そう言うこと、あるある~~」と言う共感シーンの 連続から惹きこまれ、最後まで楽しんで観ることができました 最後はできすぎ感もあり、ディズニー映画のように、 みんなが幸せになりましたというラスト ですが、最近は???と言うラスト多かった私なので(笑) ???にならず後味が良かったです ひとつ残念なことは、こんなに気にいった作品こそパンフレット購入 したかったのに(いまいちな作品でも、とりあえずパンフ購入 する私なのに・笑・・・)、シネコンにはパンフレットが置いてありませんでした どこかでパンフ手に入れなければ この映画観ていたら、読書会とかやって(参加して?) みたくなりました 古いところだったら、芥川龍之介、最近でしたら 伊坂幸太郎さんとかやりたいですね でも、まずその前に、部屋の掃除をしなければ ならないので(笑)またまた遠い日のことですが(笑) 4月12日(土)から公開中 <クリックで公式サイトへ> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.05.06 14:23:33
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