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カテゴリ:2008年鑑賞映画
![]() JUNO そのつもり。 ジュノ16歳。いちばん大人。 上映時間 96分 製作国 アメリカ 公開情報 劇場公開(FOX) 初公開年月 2008/06/14 ジャンル コメディ/ドラマ/青春 【解説】 わずか16歳にして予期せぬ妊娠という事態に 直面したヒロインが、中絶や養子縁組といった 選択肢に揺れ動きながらも、子供が生まれる までの9ヵ月間を悩み抜く中で自らの答えを 見出していく姿を、ユーモアを織り交ぜ 等身大に描いたコメディ・ドラマ。 主演は「ハード キャンディ」で注目を 集めたカナダ出身の実力派若手女優エレン・ペイジ。 共演に「スーパーバッド 童貞ウォーズ」の マイケル・セラ。監督は「サンキュー・スモーキング」の ジェイソン・ライトマン。 また、これがデビュー作という脚本のディアブロ・コディが 各方面から絶賛され、みごとアカデミー賞脚本賞を受賞。 【ストーリー】 ごく普通の16歳の高校生、ジュノ。同級生のポーリーと 興味本位でしたただ1度のセックスで、思いがけず 妊娠をしてしまう。動揺しつつも気丈に振る舞うジュノは、 親友のリアと“父親”のポーリーに妊娠を報告すると、 両親には内緒で中絶することを決意する。 ところが、病院を目の前にして気持ちが揺らいだ ジュノは、中絶の道を諦めることに。方針を転換して、 赤ちゃんを産んでから養子に出すことにしたジュノは、 リアと一緒に里親探しを始めるが…。 ![]() ・・・始りは椅子だった 【感想】 < ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 感想は多少ネタバレになっていると思います アカデミー賞で、作品賞、主演女優賞、監督賞、脚本賞に ノミネートされて見事脚本賞を獲得、公開が楽しみでは ありましたが、私は結構古いタイプの人間なので(笑)、 16歳で妊娠と言う内容からして実はちょっとひいていました ![]() オープニングのアニメと実写をミックスしたかわいい ![]() タイトルロールとそれにあったキュートな音楽 ![]() ![]() エレンペイジ演じる、よく言えば個性的、悪く言えば変わった ジュノの行動(考え)に、最初はついていけませんでした ![]() 私にも16歳の時がありましたが(笑)、まあ、時代も、国も 違うせいもあるかと思いますが、アメリカの今時の16歳は あんな感じなんでしょうか(^_^;) 16歳で妊娠すると言うと重い内容みたですが コメディなので意外と深刻にならずにさらっと 観る事はできました。 こういうシリアスでヘビーな物語をかる~~く コメディにしてしまうのは、日本ではちょっと 考えられないような(^_^;) お国柄?文化?の違いなんでしょうか(ーー;) 観終った後、なんか良かったね~~とさわやかに思えたものの ![]() いろいろなことも考えてしまいました ![]() ![]() <超音波検査・懐かしい?(笑)○十年まえだわ・笑> 出産経験がある私としては、出産は簡単なものでは ないとわかっているし、また、出産までの10ヶ月の間に 母性も芽生えますから、そんなに簡単に自分の産んだ 赤ちゃんを人に譲れるものでもないと思いますし、 マークと別れて、一人で子供を育てて行くことを 選んだヴァネッサの道も大変な道だと思いますし 産まれた子供も、後で自分の出生の秘密を知ってどうなのかなあとか・・・ すみません、現実的なことばかり言って、映画だいなしですね ![]() まあ、16歳の妊娠、出産に関しては言いたいことは いっぱいありますが(笑)それとは別のところで あたたかさを感じた映画ではありました ![]() ![]() <父親役は、スパイダーマンでいつも無理難題を言っている 編集長役のJKシモンズ> まず娘の妊娠を知った時の父親と継母の反応、対応・・・ 日本の父親じゃまず考えられませんが(^_^;) 冷静な対応でビックリ(笑)ものわかりが良すぎると 言えばそうですが、大きな愛情も感じました。 ![]() <継母役のアリソン・ジャネイ・・このお母さんの存在が 素敵で良かったです> そして、ジュノが妊娠したことによって、父親の愛情の 大きさをあらためて感じ、継母との微妙な距離も埋まって 素敵な親子関係になっていったところに、いつも彼女のそばにいて きちんと自分の考えを言ってくれる(キツイけど・笑)親友のリアに、 家族や友達の大切さを感じさせてもらいました ![]() ショッピングモールで、ヴァネッサが友達の子供と 楽しそうに遊ぶ様子を見て、バネッサがジュノのおなかに さわって赤ちゃんが動いた時の嬉しそうな顔を見て、 本当に赤ちゃんを望んでいる彼女の気持ちがよくわかって ジーンとして涙 ![]() ![]() ![]() <ちょっと神経質で潔癖症な里親のヴァネッサ役の ジェニファーガーナー・このシーンはグッときました> ラストのほうで、生まれたばかりの赤ちゃんを抱くヴァネッサ、 彼女が「どう見える?」と聞くと「初めての赤ちゃんへの不安と 喜びを抱いている母親のように見える」(正確には忘れたのですが(^_^;)) みたいなことを言うブレンの言葉は、継母でもジュノと信頼関係が いい感じの親子関係が築けたブレンからの言葉であるだけに ヴァネッサもこの赤ちゃんの母親として上手くやっていけるのではないかと 感じさせてくれるシーンで好きです ![]() 私は母性に目覚めて育てて行くラストかと思ったのでしたが そんなありきたりのラストではなかったのですね ![]() 日本の映画だとそういった感じにまとめちゃいそうですが(ーー;) 6歳くらいの時に両親が離婚と言うことで、実母が去り、 甘えたい時にに甘えられず、継母には遠慮もあって心を開けず そんなジュノが大きくなるおなかに不安になりながらも、妊娠したことに よって成長していく姿、家族の愛や親友の友情に支えられ、 妊娠出産を乗り越えて行く姿、本当の愛に気づいていく姿には好感が 持てた作品でしたが、私にとっては共感は難しい映画かもしれません ![]() ![]() <里親役のジェニファーガーナとジェイソンベイトマン キングダム・みえざる敵で共演しています。 ジェイソンはマゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋 にも出てました> ![]() <ジュノの彼氏のポーリー・マイケルセラ・・この男のこの 魅力がいまひとつ伝わらなかったかなあ。。。病院のシーンでは やさしさを感じましたが> 好き嫌い、賛否両論ある映画だと思います。 スクリーンで観なくてもと思いますが、DVDで観る価値は あると思いますよ ![]() オマケ そう言えば、今時なのに携帯電話 ![]() ハンバー型 ![]() ![]() ![]() ![]() <パンフレット¥600クリックで公式サイトへ> ![]() <ジェイソンライトマン監督・1977年生まれ・・・若い ![]() 父親はゴーストバスターズの製作・監督のアイヴァンライトマン> ![]() <脚本のディアブロ・コディ・こちらも1978年生まれで、若い ![]() ![]() ![]() ![]() おかげさまで20万ヒットを超えました ![]() 実は3年過ぎたのと20万ヒットと言うことで カウンタープレゼントを考えていました。 楽天は楽天のかたは足跡が残りますが、他のかたは 残りません(^_^;) いつもコメントやTBをして下さる方で20マンヒットを 踏んだ方がいましたら、お知らせしていただければ 嬉しいです ![]() もし、いらっしゃらない場合は25万ヒットを踏んだかたに プレゼントをしようと思っています ![]()
最終更新日
2008.06.26 00:55:45
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