|
テーマ:最近観た映画。(38808)
カテゴリ:2010年鑑賞映画
鏡の中はクセになる メディア 映画 上映時間 124分 製作国 イギリス/カナダ 公開情報 劇場公開(ショウゲート) 初公開年月 2010/01/23 ジャンル ファンタジー/ミステリー 映倫 PG12 【解説】 「未来世紀ブラジル」「バロン」のテリー・ギリアム監督が贈る ミステリアス・ファンタジー・アドベンチャー。主演は「ダークナイト」の ジョーカー役で鮮烈なインパクトを残したヒース・レジャー。 彼は本作撮影半ばで急死してしまい、これが遺作となる。彼の死によって 一時は完成が危ぶまれたが、ジョニー・デップ、ジュード・ロウ、 コリン・ファレルの3人が後を引き継ぐ形で鏡の中の主人公を演じ分け、 無事完成に漕ぎ着けた。一人の少女を助けるため、現実世界と不思議な鏡の中の 幻想世界を行き来する主人公の姿を、イマジネーションあふれるヴィジュアルで ファンタジックに描き出す。共演に、「インサイダー」のクリストファー・プラマー とスーパーモデルのリリー・コール。 【ストーリー】 2007年、ロンドン。パルナサス博士率いる旅芸人一座がやって来る。 出し物は、心の中の欲望を鏡の向こうの世界に創り出す摩訶不思議な装置 “イマジナリウム”。しかし、怪しげな装置に誰も興味を示さない。 そんな中、何かに怯えているパルナサス博士。彼は、かつて悪魔のMr.ニックと 契約を交わし、不死と若さを得る代わりに生まれてくる娘が16歳になったら Mr.ニックに差し出すと約束してしまったのだ。 そして、その期限である娘ヴァレンティナの16歳の誕生日が目前に 迫っていた。一方、何も知らないヴァレンティナは、偶然救い出した 記憶喪失の男トニーに心奪われる。トニーは一座に加わり、彼の魅力で 女性客が増え始めるが…。 【感想】 <><> 初日に観たかったのですが、エクゼクティブシートが取れず、 日曜日に鑑賞しました。13時半からの上映でしたが、13時には完売と なっておりました。スクリーンが130名とそう大きくなかったせいもありますが、 ギリアム監督の作品にしては(^_^;)、ヒースの遺作だから?ジョニーが出るから? すごく混んでいて驚きました 若いカップルから50代くらいのご夫婦まで幅広い層のかたが鑑賞していました。 中でも父親と小学低学年の少年がいたのにはビックリ! あの小さな男の子映画を楽しめたのかな? ギリアム監督と言うと、真っ先に浮かぶのがジョニーの出演作品 ラスベガスをやっつけろジョニー目当てで観ましたが、 さっぱりわかりませんでした(笑) そして、割合最近に観たのがブラザーズグリムで、これは意外と好きでした さて、この作品はどうだったのでしょうか?(笑) ギリアム監督の作品としたら、観易かった?ような気がします。 2時間以上の上映時間も、さほど長くは感じませんでしたから ヒース登場まで、ちょっと長かったような気もしますが(笑) ヒースの登場の仕方は、ある意味衝撃的でした これが彼の本当に最後の出演作となるわけですが、生き生きとトニーを 演じるヒースの姿が胸に迫り、ウルッとしちゃいました。 『もっともっと彼の演技が観たかったなあ』今さらながら、彼の死が 悔やまれまてなりません ヒースの登場は少ないと思っていたのですが、現実部分の撮影はすべて終了して 次からは鏡の中の世界の撮影という時に亡くなったとのことで、思っていたより、 ヒースの出番が多くて嬉しい誤算でした そして、この作品のもう一つのお目当てがジョニー! (ヒースの遺作ですから、ジョニーが出なくても鑑賞はしましたが、 出るからにはジョニー観ないと・笑) ジョニーには、1日半しか撮影時間がなかったとのことで、そう長い時間の 出演ではないのですが、私が大好きなルー(「ショコラ」)のような髪型で、 これぞ!ジョニー!ジョニーの魅力満載! 予告編から、もうメロメロでしたが(笑)ジョニーにピッタリの役柄(役割)で 素敵でした 叔母さまに言い寄られて困ったようなジョニーのお顔好きです ヒースの突然の死で内容の変更を余儀なくされ、鏡の中のトニーは 顔が変わると言う設定(解釈)になり、ヒースと親交があった3人の俳優が 演じ分けているのですが、3人とも主演級の俳優なのに、だれか一人が 突出するわけでもなく、物語上浮かないのが凄いと思いました。 そして、ヒースのトニープラス3人のトニーを、違和感なく鑑賞できました という事で4人のトニーの紹介です 現実の世界でのトニー 鏡の中のトニー(1) 鏡の中のトニー(2) 鏡の中のトニー(3) コリンが1番長くてジョニーが1番短かったような気がしました また、コリンにはキスシーンがあって、美味しい役~と思いましたが(笑) このトニーはかわいそうな最後でしたので、コリンで良かったのかも(笑) トニーはいい人だと思っていたのになあ・・・ラストは私にとって どんでん返しでした(^^; でも、コリンが演じているから、悪役?似合っていますが(笑) 他のキャストは・・・ パルナサス博士(クリストファー・プラマー)・・・今年82歳です(*_*) 舞台から出てきた俳優さんなので存在感がありました。 ヴァレンティア(リリー・コール)=パルナサス博士の美しい娘・・・ スーパーモデルでケンブリッジ大学生とはすごい女性です。この作品の雰囲気に合っていたヒロインだったような気がします。 アントン(アンドリュー・ガーフィールド)=博士の娘に想いを寄せる曲芸師・・・ BOY Aの演技が記憶に新しい俳優さんです。 ヒースと4歳しか違わないのですが、ヒースは大人っぽくアンドリューは 子どもっぽく見えました。ヒース貫禄あります^^役柄のせいかな(^_^;) パーシー(ヴァーン・トロイヤー)=皮肉屋で頭の回転が速いこびと・・・ 「オースティンパワーズ」で有名ですが、「ラスベガスをやっつけろ」にも 2秒間だけ出ていたらしいです(今度探してみよ~っと!・笑) Mr.ニック(トム・ウェイツ)=悪魔・・・飄々とした感じの悪魔でした(笑) プラマーとは別の存在感感じました。なんか憎めない悪魔でした 私の場合、この作品は、すっごく面白かった~~とまでいかないけど、 でも、つまらなかった~~と言うわけでもなく(笑) ということは普通なのかな?(笑) 映画自体は、一言で言うなら「摩訶不思議」な映画だったなあという感じかな・・・ ストーリーを追っていくのが好きなかたには、「なんじゃこりゃ?(笑)」に なるかもしれませんオモチャ箱をひっくり返したような? カラフルな映像を、ギリアム監督独特のシュールで幻想的な世界を楽しめるか どうかで面白さも違ってくるように思います。 実は私もよくわからないところも多くて(笑)前売り券を購入しているので、 もう1度鑑賞する予定です。 ですが、やはりヒースやジョニーが出ていなかったら2度は映画館に 足を運ばないかも(^_^;) エンドロールが終わっても、鳴り響く着信音(に、なんだろう???と思ったのですが、 *ヒースの携帯の着信音だったんですね知らなかった(^_^;) それがわかって2度目観たら、その着信音聞いたら、またウルッとなるかも ちなみに着信音携帯にダウンロードしました(笑) *曲は、テリー・ギリアム監督の作詞作曲である本作の挿入歌 「We are the children of the world」。この曲はヒース演じるトニーが 持っている携帯電話の着信メロディーとして本編でも流れており、 ヒースはプライベートで実際に使用していました。<公式サイトより> 1月23日(土)から公開 <パンフレット¥600クリックで公式サイトへ> <このパンフ600円の割には中身が濃いと思います> ギリアムに耐え難い衝撃を与えた、ヒースの死 だが、彼の親友で、ギリアムの破天荒な才能を敬愛する ジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルが映画を救った。 この上ない豪華キャストが、亡きヒースの役を引き継いだのだ!<チラシより> <109シネマズ川崎で鑑賞> ポチッとお願いします お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.01.26 20:33:10
[2010年鑑賞映画] カテゴリの最新記事
|