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ひろちゃん★510
映画の感想が中心で、たま~に読書、グルメ、お買い物 などの日記を書いているミーハーなブログです^^
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LAST CHANCE HARVEY 人生の曲がり角の先には、きっと── 素晴らしい冒険が待っている。 メディア 映画 上映時間 93分 製作国 アメリカ 公開情報 劇場公開(クロックワークス) 初公開年月 2010/02/06 ジャンル ドラマ/ロマンス 映倫 G 【解説】 アメリカとイギリスを代表する名優、ダスティン・ホフマンと エマ・トンプソンの共演で贈る大人の恋愛ストーリー。 人生の折り返し地点を過ぎ、それぞれに悩みを抱えた2人の 男女がロンドンの街で偶然に出会い、一緒に過ごすひとときの 中で前向きな気持ちを取り戻していく姿をハートウォーミングに綴る。 監督は、これがデビュー2作目となるイギリスの新鋭、ジョエル・ホプキンス。 【ストーリー】 離婚してニューヨークで気ままな一人暮らしをしているCM作曲家の ハーヴェイは、イギリスに暮らす一人娘の結婚式のためロンドンへと向かう。 しかし、仕事のことが気がかりで携帯を手放せず、親族の集まりの中でも 疎外感を味わうことに。おまけに娘からはバージンロードは義父と 歩くと告げられ、気持ちはどん底に。一方、気むずかしい母親を抱え、 もはや人生に期待しないことでどうにか自分を保って生きている 孤独な女性、ケイト。ある時、空港のバーでひとり静かに本を読んでいた ケイトは、やけ酒をあおっていたハーヴェイから声をかけられるのだが…。 【感想】 <><>スキ 「インビクタス」よりも、「50歳の恋愛白書」と「新しい人生のはじめかた」 が気になっていた私(笑)気になるこの2作品を鑑賞しましたが、 先に観た「50歳の恋愛白書」よりも、こちらのほうが好みなので、 こちらの感想からアップしま~す 月いちチゴローでは、「50歳の~」のほうが、「新しい~」より 順位が上でしたが、私はこちらの作品のほうが順位は上です(笑) 主人公は僕だったの共演で意気投合した、ダスティン・ホフマンと エマ・トンプソンが、その時に本格的共演を約束、その18カ月後には、 もう撮影に入っていたという作品です(笑) 展開も予想通りですし、ものすごいドラマチックなお話でもないのですが、 ダスティンとエマ芸達者な二人の演技と小粋な会話を楽しみ、見終わった後に、 「いい映画だったなあ」って気持ちを温かくしてくれる作品でした! 以下、ネタバレになっています ハーヴェイ(ダスティン・ホフマン)は、CM音楽の作曲家、 離婚した妻との間のひとり娘の結婚式のためにロンドンに行きますが、 結婚式前の前夜祭とも言えるパーティで疎外感を味わいます。 そして娘からバージン・ロードは義理の父と歩くと言われ、 落ち込みますが、さらに追い打ちをかけられるように 仕事もクビになります。まさに踏んだり、蹴ったり、泣きっ面に蜂状態、 飛行機にも乗り遅れ、そりゃあ、昼間っからヤケ酒も飲みたくなります。 一方、過干渉な母親からの度々の電話にも、必ず出る優しさを持つケイトも、 前日、友人がお膳立てしてくれた合コン?で、疎外感を味わうことになります。 「自分は傷つきたくないから、恋愛を諦めて生きていくほうが、楽」と 考えているケイトと「離婚を悔いて、家族に対してコンプレックスを持っている」 ハーヴェイ、そんな二人が、空港のレストランで偶然出会い (と言っても3度目<く空港のアンケートで出会い、タクシーも偶然>でしたから、 赤い糸があるのかも?笑) 恋に落ちて・・・と言うよりは、お互いに好意を持ちはじめます。 「披露宴には行けない」と言うハーヴェイに「行くべき」と背中を 押すケイト、結局、ハーヴェイの「君が一緒に行ってくれるのなら」 との言葉に披露宴に同行することになってしまうケイト その披露宴に着て行くドレス選びのシーンが、かわいいし、微笑ましい! そのシーンは、無邪気な少年少女のように、あるいは恋人同士 (ちょっと年はくっていますが・笑)に見えました 披露宴に出席したハーヴェイは、義父のスピーチを横取りします 空気が悪くなる会場そして、また皮肉でも並べるのかと思ったら、 「自分たちの離婚で、娘はどれだけ傷ついたか、でもそれを乗り越えて 強く、美しく優しい子に育ってくれた」と娘を褒め、育ててくれた妻へは感謝の言葉を、 そして最後には、義父にも感謝の言葉を述べ、乾杯の音頭を義父に譲ります <娘役のリアン・バラバンは清楚で美しい女優さんでした。 元妻役のキャシー・ベイカーを観るたびにシザーハンズを思い出す私> このシーンに、ほろり・・・ハーヴェイのスピーチが心に沁み、涙が出ました(^^ゞ ハーヴェイが自分の気持を素直に伝えられたのは、そばにいるケイトの おかげだったように思います。 そして、このスピーチによって打ち解けた娘、元妻、義父とハーヴェイは、 前日のパーティーとは違って、娘とダンスをしたり、みんなで楽しく わいわいしている様子を観たケイトは、ホッとすると同時に、 『これで、自分の役目は終わった』と『ここは自分の居場所ではない』 と感じたのか、そっと会場を抜け出しますが、そんなケイトに気づき、 「行かないで」とハーヴェイが引き止めます。 その時に、ハーヴェイがピアノを弾くのですが、いやあ~~ピアノを 弾ける男って魅力ありますよね~ (ちなみに、ジョニーデップもロバートダウニーJr.も弾けま~す・笑・ 話がズレてすみません) <ハーヴェイの夢はジャズズピアニストになることだったのですが ダスティンも、役者になる前の夢が、ジャズピアニストだったそうです> そして、予告編にもあったように、12時に、ここ<サマセットハウス>で 待っているから来て欲しいとハーヴェイはケイトに告げるのですが・・・ さて、ケイトの出した結論は?となるわけですが お話としては、大人の恋愛もので、インパクトがあるとか言う作品ではなく 淡々としているのですが、名優二人のアドリブ?とも思える会話がなんとも 可笑しいですし、ともすれば単調になるお話に、ケイトの母親と隣の ポーランド人のエピソードが加わり、かなり笑わせてもくれます <夫が秘書と一緒に逃げたと言う悲惨な過去を持つケイトの母親も 幸せになれそうな予感がしたエンドロール好きです> 入院騒ぎから、ケイトとすれ違い、そんな時に、会社から電話が入り、 クビは撤回され、ニューヨークに戻って来て欲しいと言われるのですが、 ハーヴェイは、きっぱりその申し出を断ります「もう、戻らない、これがラストチャンスなんだ」と・・・ 以前の彼なら、きっと仕事をとったと思うのですが、年を重ねてきたからこそ、 自分にとって大事なことが何かと言う事がわかったのだと思います <エマは40代くらいの設定ですが、今年51歳、ダスティンは60代くらいの設定ですが 今年73歳です。> 自分の人生に突然飛び込んできたハーヴェイに、「わたしたちはうまくいくのかしら?」 と問うケイト。「それはわからない」「でも、努力はする」と答えるハーヴェイ。 これが若い男女だったら、男は「絶対にうまくいく」って答えると思うし、 そう答えないと女も怒ると思うのですが(笑) このへんが、酸いも甘いも噛み分けてきた、恋とか人生とか人とかを わかってきている大人の恋愛と言う感じがして共感できました <パンフレットや公式サイトにまだまだロケ地のことが出ています> ロンドンの街並みを楽しみながら、名優の演技を堪能しながら、 「幸せ」とは何か、「人生」とは何かを考えさせてくれた 美しい作品だったと思います ラストは予想できるものでしたが、やはりハッピーエンドは見終わった後、 気持ちがいいもんですよね そうそう、ノミの夫婦と思ってしまう(夫婦じゃないけれど・笑)この2人の 身長差ですが、それが生きるラストのシーンがまたいいんですよ~ 上映館が少ないので、DVDになってからでないと観れないと言うかたも 多いともいますが、大きな画面でなければダメと言う作品ではないので、 DVDになってからでも是非ごらんになって下さい 熟年のかた、いえ、大人(笑)の方ならこの作品は絶対に気に入って もらえると思います 2月6日(土)から公開 <パンフレット¥600クリックで公式サイトへ> オマケ 披露宴の時に、ハーヴェイとケイトが座った席が、子供のテーブル。 そこで女の子が、「ここは、こどもの席よ」と言うのですが、 その女の子は、エマの実の娘だそうです <TOHOシネマズ・シャンテにて鑑賞> ポチっとお願いします
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