2010/10/26(火)15:17
★インシテミル 7日間のデス・ゲーム(2010)★
死ぬか、稼ぐか。
上映時間 107分
製作国 日本
公開情報 劇場公開(ワーナー)
初公開年月 2010/10/16
ジャンル サスペンス/ミステリー
映倫 G
【解説】
人気ミステリー作家・米澤穂信の『インシテミル』を「リング」の
中田秀夫監督の下、藤原竜也、綾瀬はるか、石原さとみはじめ
豪華キャストの共演で映画化した心理サスペンス。
時給11万2千円という高額の報酬を目当てに、謎の心理学実験に
参加した10人の男女が、想像を遥かに超える過酷な心理ゲームの中で、
疑心暗鬼による恐怖のスパイラルを加速させ、パニックに陥っていく
さまをスリリングに描く。
【ストーリー】
フリーターの青年・結城をはじめ、ワケあって大金を必要としている
10人の男女。彼らは、時給11万2千円もの高額バイトに参加するため、
謎の施設“暗鬼館”にやって来る。彼らが参加する“7日にわたる
心理学の実験”とは、24時間完全監視の下で生活し、“事件”が
起きたら全員で推理し解決するというもの。
その際、犯人は多数決で決定される。一見、極めてシンプルな実験に
思われたが、そこには“犯人”や犯人を名指しした“探偵”への
特別ボーナスなど、事件を誘発するいくつものルールや仕掛けが
用意されていた。それでも、全員でおとなしくしていれば、
それだけで大金が手にはいるはずだった。
ところが2日目、いきなり参加者のひとりが死体となって
発見されてしまい…。
【感想】
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普段はあまり観ない映画ですが、今月は、TOHOフリーパス月間(笑)
ということで、公開初日に鑑賞しました。
ですが、寝てしまったので(苦笑)感想は今頃になってしまいました
心理サスペンスが好きなので、ちょっと期待していた部分もあって
鑑賞したのですが、なぜか前半睡魔に襲われ、ものすごく肝心な
ところで眠ってしまいました(ラストの展開で肝心なところ寝ていたと
わかりました(^^;)
つまらなかったとまでは言いませんが、さりとて期待したほど面白くは
なかったと言う感じでしょうかσ(^◇^;)
と言っても、前半の大事だと思われるシーンを見逃している私なので、
あまりあてにならない感想だということもつけ加えておきます
そんなわけで、まずキャストの紹介(でごまかします・笑)
謎の施設暗鬼館に集まったワケありの10人
『ようこそ、暗鬼館へ
ここはリトルワールド、世界のミニュチュアですー』
<結城理久彦(=藤原竜也)・・・貧乏なフリーター>
《コンビニで偶然逢った須和名に誘われて参加》
<須和名祥子(=綾瀬はるか)・・・謎の美人OL>
<安東吉也(=北大路欣也)・・・アル中の元社長>
<関水美夜(=石原さとみ)・・・トラウマを持ったwebデザイナー>
<岩井荘助(=武田真治)・・・無口なはみだし者>
<淵 佐和子(=ミステリーマニアの主婦)・・・片平 なぎさ>
<西野宗弘(=石井正則)・・・リストラにあえぐ中年>
<真木雪人(=最年少の単独プレイヤー)・・・大野拓郎>
<橘 若菜(=平山 あや)・・・結婚が命のネイリスト>
<大迫 雄大(=阿部 力)・・・統率力のある研修医?>
《大迫と橘はカップルでの参加》
藤原君は演技が上手いのかもしれませんが、舞台から、この世界に
入ってきているせいか、いつも思うのですが、どうも演技がオーバーな
感じがしてしまい(舞台ならそれでいいと思うのですが)
一本調子な感じがしました(^^;また、最近TVで再鑑賞したカイジとも
だぶってしまいました。こういう役どころって演じるのは彼しかいない
のかなあと思う今日この頃です
武田さんもやりすぎのような気もしないでないですが、
私は嫌いじゃないです(笑)
北大路さんは、結構好きな俳優さんなんですが、最近はどうも
「お父さん<白い犬>」がちらついてしまって
片平さんは、さすがサスペンスの女王、こういう役柄似合ってました
石原さんの役どころもいつもとはガラリと違っていて驚きました(*_*)
この出演者たちは全員ホリプロ、それそのはず、ホリプロ50周年の
記念作品だったからなんです~
真木役の大野くんは新人ですが、彼を除けば、主役や主要な脇役で
活躍している人たちばかりで、かなりの豪華キャスト!
なんですが、期待したほどでもなかったのは、脚本のせいなのかな?
原作は、とても人気のあるミステリーのようですので、小説の
ほうを読んで、比較してみたいと思いました。
前半は、意識が薄れていた私ですが(^^;、2人目が殺されるあたりから、
気を入れて見出しました(笑)
それからは、次は誰がどんな風に(どんな武器で)消されて(殺されて)
いくのかと観て行きまして、真犯人は?と、それなりにドキドキ
したりもしたのですが、ツッコミどころもいろいろあって、
ラストも爽快さは、味わえずって感じでした(ーー;)
人を疑うことから始まる、疑心暗鬼による負のスパイラルの怖さと、
臆病であることは、決して悪い事でもない(あるいは、そう言う人間
こそ生き延びれる)と言うことだけは感じました
そそ、この作品を観て1番驚いたのが、映画の中で全てのルール説明をする
インディアン人形の声が、バナナマンの日村さんだと
エンドロールでわかった時でした(笑)
ちなみに、インシテミルはチラシには『INしてみる』とありますが
「淫してみる」をカタカナにしたタイトルのようです。
映画には両方の意味があるようですが・・・
淫する
10月16日(土)から公開
<パンフレット¥700クリックで公式サイトへ>
<TOHOシネマズ川崎にて鑑賞>
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