アンジェラ・アキ~手紙
NHKの「みんなのうた」で流れていたこの曲。何度も何度も聴くうちに、いい唄だなあって思ってた。唄の前半は青春に悩む15歳の「私」が大人になった未来の「私」への思いを綴っている。昨日の夕方、息子と二人で観ていたら唄の後半、大人になった「私」から15歳の「私」へのメッセージなんでかわからないけど涙が出た。15歳といえば私は高校1年生。いろんなことに思い悩んでいた。どこにいても孤独を感じ、学校では道化のようなニックネームをあえて自ら皆に呼んでもらい「皆とは違う自分」に気が付き始めていた。ピエロだった。それでも友達に軽んじられていたかといえば決してそうではなくそれなりの・・・・それなりの高校生活だったと思う。でもあの頃に戻りたいかと聞かれたら答えは「NO」だ。高校時代の友人・同級生にも、出来れば会いたくない。そんな思いがふとよぎったからなのか それともこれから少年になって様々な悩みを抱えるであろう息子を思ってなのかそのどちらでもあるような気がする。「ママ、なんで涙出てるの?」「さあ、なんでかな。」「ママ、悲しいの?」「ううん、悲しくないよ」「いっちー、拭いてあげるね」いっちーはそういってティッシュを探しに行ったが見つけられなくて小さな手で涙を拭いてくれた。