TOKIOがDASH村のある福島から県民をコンサートに招待！

2011.05.12

全国ツアー中のTOKIOが、１１日、日本武道館で東日本大震災の影響で３月に中止となったコンサートの代替公演を行いました

TOKIOが出演中の『ザ！鉄腕！ＤＡＳＨ！！』の中で２０００年から開墾している「ＤＡＳＨ村」は被災してしまい、一部は福岡第一原発から２０キロ圏内の計画的避難区域に指定されてしまいました

今回、５人の「お世話になっている福島の方に恩返ししたい」という希望で、福島県の方々をこのコンサートに招待したそうです

前日１０日の武道館公演に、関東圏に避難している福島県民の被災者３００人を招待し、翌１１日には福島県内の３０カ所以上の避難所などからバス十数台で７００人を招待したそうです

松岡昌宏さんは「ＤＡＳＨ村があることはもちろんだけど、間接的にいろんな人にお世話になっている。ＴＯＫＩＯにできることは何だろう、音楽を聴いてもらおう、と思った。元気になってもらいたい」と招待した理由を説明

ステージ上からは冒頭、長瀬智也くんが「今日は実は被災地から会場に足を運んでくれてます。僕らとみんなでつくったこの熱い空気を持って帰っていただきたいと心の底から思ってます」と呼びかけたそうです

「ＤＡＳＨ村」は現在、町民さえ入れない状態だそうですが、すでに震災後に福島県入りを果たしている山口達也さんは「いつ立ち入れるかはわからないけど、土壌改良が必要なら僕らがやってもいい。政府がやるよりは僕らがやる方がメッセージになる。僕らの村なので僕らが取り戻したい。行きたい」と、福島の復興にかける思いを口にしました

このコンサートは、会場ロビーに福島県産のバラが飾られたり、『宙船』を混声合唱団５０人がアカペラで合唱したりと、いつもとは一味違ったものとなったようで、城島茂さんも「違う意味の熱気と一体感があった」と感想を語ったそうです

さらに、アンコールでは田中聖（KAT-TUN）くんが飛び入りし、『ＮａＮａＮａ（太陽なんていらねぇ）』で即興ラップを披露したそうです

毎日毎日、原発事故の悪いニュースばかりで、ちっとも良くなったというニュースが出てこない

こんな状況で避難している人達は本当に疲れ果てているんだろうな

TOKIOのコンサートで日頃の不安を一時でも忘れられたらいいですね