カテゴリ:社内コミュニケーション
ITと言っても、もっとも大きな意味を持つのは、それをコミュニケーションの手段として考えるということです。
コミュニケーションにも当然費用がかかってきます。 それは通信費となるわけですが、具体的には、電話代、回線費用、プロバイダ料金などです。 電話代には、企業が従業員に貸与する携帯電話の通話料なども入ってきます。 ではまず、電話代の削減について、今大きな注目を浴びている、IP電話からお話したいと思います。 なぜIP電話がこれほど注目されているのでしょうか。 IP電話とは、IP(インターネットプロトコルの頭文字をとったもの)を、通信手段に使った電話のことです。 簡単にいうと、インターネットでいろいろなデータをやりとりしていますが、このデータのやりとりと同じような形で、声をやりとりするのがIP電話です。 なぜ、IP電話がコストを削減できるのか、電話設備が安くつくからです。 なぜ安くつくのか、インターネットの通信を同じような機械を使うことができるか らです。 これらは、スイッチやルーターと呼ばれ、従来の電話交換機に比べて、かなり安い値段で購入することができます。 また小さく、場所をとらないので、その分のコストも安くつきます。 で、電話代ですが、全国どこへかけても3分8円とかいうサービスが始まっています。これが長距離電話にとっては本当にメリットがあります。 ここで考える必要があるのは、マイラインとの比較、マイラインでかなり安くなっているのに、わざわざ設備を一新してIP電話にする必要があるかどうかを計算しなくてはなりません。 また、見落としがちなのが、電話の使用頻度です。これは最近減っていませんか。メールを使うことで、電話をする回数が減っていると言うことはありませんか。 だとしたら、コスト削減効果がどれだけあるのかは、わかりませんね。 まずは、下記の作業から始めてください。 ・現在を含めた、過去6ヶ月間の電話代の推移をまとめること ・同じく、通話頻度や通話料、相手先などをできる限り統計化すること ・現在の電話料金(距離、時間に基づいたもの)を明確にすること これらはつまり、今のまま使い続けた場合に、どれくらい電話代がかかるのか を観るために有効です。 そして、この作業の次は、IP電話を導入した場合や、プロバイダーなどが提供するIP電話サービスを使った場合にどれくらい料金が安くなるのかを実際に計算することになります。 城下町けんぞう お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.06.21 22:15:46
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