カテゴリ:自作・DIY
最近、全然更新できてないのは一口にいうなら4月から配置転換で放り込まれた仕事の関係。
が、記事一件も書けないほど時間が無いかというならば、10分20分が捻出できないほど時間に追われているわけでは無いので、所詮は「サボり」という言葉に落ち着く(と言い切ると「自分に厳しすぎる」と思わなくもないアンビバレンツ)。 一時的に抱える仕事が雪だるまで増えて4月までの水準の5倍にまで膨れ上がり、「あはははは、こりゃもう無理だわ」と半ば自暴自棄になっていたところで、投げ入れられたタオルでなんとかリカバリを果たし、今現在は4月までの水準に近いところまで仕事案件を減らすことが出来た。 この仕事、一旦悪循環に入ると自力復帰が極めて難しいという地味な恐ろしさがあって(どっち方面のどんな仕事か語れないのでいまいち理解が進まないかもですが・・・)タオルが投げ入れられたと表現するも「それはそれで別問題が発生するんじゃ?」と思いながらもナルハヤで仕事をやっつける日々。 んで、その裏側では何やってたんですか?というなれば、休日には時々家族でキャンプ行ったりとか、自分ひとりで出来るネタで自作系でいろいろ試してたりなんかしてました。 最近のネタとしては竿袋の製作。 自作の竿を収納するための竿袋。 竿六親方も竿だけの自作ではなく、竿袋もちくちくと裁縫で作っておられるらしく、「俺って何のために生きてるんだろう」とか末期的な疑問にとりつかれつつある自分への救いとして夜半に遅く帰ってきても自分というのを忘れなくて済む竿袋つくりとその材料の布の染色にかかっておりました。 「布ぐらい買ってくればいいじゃん」 まあそうっすね。コスト度外視ならそれもありかな。んで、満足度が得られればそれでなんら問題ないとは思うよ。 いや、なんかやらしい書き方したけども(なんか気分ささくれだってて申し訳ない・・)、いろいろ手芸店とか見て回って端切れとか物色してみたんだけども、なんかいまいち自分の琴線に触れるものがないし、そんなに安くもないよなという思いが捨てられなく。 ある時、真っ白の布が300円程度の安値で売られているのを見て思いつく。 正確には子供の夏休みの自由研究ネタの思案と反応を起したとでも言うべきか。 「自分の好きな色に染めたらいいじゃん」 あーそういえばそういう選択肢もあったか。子供が育てているアサガオの花で布の染色して学用品作ればそれはそれで宿題もひとつ片付くし、いろいろ一石二鳥なんじゃないかと。 んで、調べてみると布の染色って案外簡単なんだね。 もちろんイメージ通りの思った色に仕上げるのは血のにじむような試行錯誤が必要なのだろうけれど「とりあえず染めてみました」だったらなんら難しいことではない。 ちなみにこれが染めた布で作った竿袋。 染料はコーヒー。エスプレッソを淹れた後のコーヒー滓でさらに成分抽出し、水酸化鉄で媒染。 ちなみに水酸化鉄は使い捨てカイロの鉄粉から自作。 酸化した鉄粉を酢で溶解。そしてこれで媒染。 出来上がりは自然素材であるが故に原色にはない渋さがあるということだけでなく、「自分で作った」という「自分の匂いがついた」という満足感がある。 言葉にして初めて自分の嗜好に気がつくのだけど、自分が自作とかにこだわるのは「自分の匂いがつく」ということかもしれない。 ましてひと針ひと針自分で縫うとなったらそりゃもう愛着が沸かない方がおかしい。 現在、量産化を検討中。 去年採った竹でこれからたくさん竿を作る予定だしね。 自分で作る「自分印」あらためてだけど自作の醍醐味だよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年09月22日 00時55分10秒
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