Cafe con Leche

2005/09/04(日)21:13

豆乳1本で出来ること

おいしいもののおはなし(33)

最近のマイブーム、それは豆乳です。 日本ではあの緑のパックが定番だったけど、 小さい頃から数えるほどしか飲んだことがありませんでした。 スペインではここ数年、自然食品が定着しつつあり、 サンセバでも自然食品を扱うお店がたくさんあります。 (サラマンカではあまり見かけなかった気もしますが、 そこはやっぱりサンセバの人達は敏感なのでしょうか) あたしもこういったお店でゴマやワカメ、昆布などの日本食が購入できるので 頻繁に利用しています。 ただ豆乳をそのまま飲むのはいまだにちょっと苦手。 たまに買うフルーツやカカオとミックスされたドリンクは良しとしても、 豆乳をじかに飲む事はほとんどありません。 しかし、豆乳は開封後の日持ちがしません。 なので1リットルパックの豆乳を買った時あたしがすること、 それは色々なお料理に使い、1日で消費するということ。 今回は豆乳と小豆のマフィンを作りたくて購入した豆乳。 マフィンに使用する豆乳はわずか200ml。 それからNatilla-ナティージャ-というスペインでは定番のデザート (ゆるいカスタードクリームみたいなもの。ビスキュイなんかを浸して食べると美味) を残りの200mlを使って作りました。 甘いものが続いたのでコロッケ用のベシャメルソースも作ることに。 スペインのコロッケはベシャメルソースベース。 日本のホクホクじゃがいものコロッケは 未だにどのBARでもお目にかかったことがないばかりか、 知られてもいません。 ベシャメルソースに生ハム、鶏肉などが定番。 最近ではほうれん草や茸のコロッケもよく見かけます。 あたしはほうれん草と細かくみじん切りにしたゆで卵の ひと口コロッケを作りました。 さぁ、残った400mlでもううちのデザートの定番と化した 彼の大好きな豆乳ゼリー。 材料は豆乳と蜂蜜とゼラチンだけという本当にシンプルなデザート。 あたしはゼラチンの量を最小限に抑えたふるふるのゼリーが大好き。 このゼリーには抹茶味のソースをかけたり、 小豆を乗せて食べるのが二人のお気に入りです。 マテスク里佐さんは沖縄の黒砂糖を使った黒蜜をかけて食べるのがお気に入りのようです。 最近は自然食品だけでなくベジタリアン料理にも興味のあるあたし。 きっかけはよく行くベジタリアンフードのレストランのシェフが 書いたレシピ本を図書館で借りてきたこと。 お肉もお魚も大好きだし、週に何度かは食べるけれど、 お野菜だけで広がるレパートリーの多さに驚いています。

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