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テーマ:今日の出来事(292685)
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先日義理の母が手術しました。
その時気づいた事を皆さんと共有したいと思います。 母は大腸がんです。昨年、同じ所を手術しています。 何故、また同じ箇所を手術しなければならないのか? 悪化しているのか?家族としては色々と詮索します。 そこで 病院の医師は手術前に、患者(家族)へ説明します。 「我々は最善を尽くします、しかし、問題が起こる可能性が ゼロとは言い切れません。 万が一、問題が起こったとしても対応措置を取るよう 準備しております。 繰り返しますが、最善を尽くしますが問題が起こる可能性は ゼロではありません。 その事をご了承頂けますでしょうか?」 と医師は告げます。 すると患者(家族)は「先生、よろしくお願いいたします」 と頭を下げる。 これをインフォームドコンセントと言いますが、仮に医師が 「いやあ~大船に乗った気でいて下さい」と言って、 後で「申し訳ありません、緊急病棟へ運んで再度処置します」などと 言ったら、患者の家族は医師に罵声を浴びせるでしょう。 我々の行っているビジネスでも同じだなと感じました。 良い事ばかり約束するのでは、お客さんの期待を超える満足を 提供する事は出来ない。 それより、悪い事は先に伝えておいて、そして期待を 超える満足を提供する。 どんな優秀な会社でも問題は起こる。問題を起こさない事ではなく、 問題が起きる事を事前に了承頂く事である。 つまり、医者の行うインフォームドコンセントを行うと顧客の 満足度を高める事ができる。 ちなみに手術は成功し約2週間で退院し、今は元気にしています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.07.28 17:51:55
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