ジェウニーの部屋　その３

日本では65歳が一般的な国民年金受給の年。とはいえ、国は財政難だからと、いくつまでも働いても良いですよ。的な広報をしきりに流してる。

　父が亡くなった昭和末期は、60歳定年で父は一応、その後、嘱託が2年だったか？できるのだったが、その嘱託は2か月で辞めた。苦笑。もう働きたくないとってた。
当時の60代は、今よりもずっとおじいさん、おばあさんに見えたものだ。

今のシニアとか、おじいさん、おばあさんって、70代後半の感じがするが、どうでしょうか？若い人にしたら、60代も70代も同じに見えるのでしょうが。

郷ひろみのドラマ。定年迎えた後の仕事人間だった男性が家でまるで、居場所がなく、更に夫源病を奥さんが患い。というもの。

　ドラマの中のひろみの役は、60歳直後という感じだったよね。嘱託に行った第二の職場はほどなくつぶれて家にいる事になったという設定だったから。

それにしては、言葉遣いがもっと上の世代的で最初の頃のひろみの役は、横柄で「お茶」と言えば、お茶がすっと出てくると思ってて、娘と妻にそっぽを向かれてた。

　友人の何人か、ご主人がそこまで横柄ではないものの、毎日在宅のため、夫源病だという。
　ドラマを見ながら、あるあるとうなづいたりしたのでは？私は、夫と一緒に見てたのですが、夫は、「僕は違う」と言いますが・・・

　ところで、夫の第三の職場は、自治体のホールの受付業務です。チケットを売ったり、ホール内の練習室などの貸し出し業務をしてます。

ある意味接客業。社交的でもない夫にはあまり向いてるとも言えませんが。

だいたい、窓口に来るのはシニア世代が多いのだそう。多分、私達よりか一回り以上年上の方々。
あるおばあさんは、認知症で、足腰は丈夫らしく週に2回は、「今日は合唱〇〇サークルの練習はありますか？」と聞きに来るのだそうだけど、いつも練習はありません。というよりかそのサークルにおばあさんは入ってないらしい。ご家族から、申し訳ないけれど、認知症なので、「ないですと答えて、帰してほしい」との依頼が出てる人なのだそう。

　そういう人にもにこやかに応対しなくてはいけないそうです。

夫が苦手なのは、その世代のそれこそ、威張り腐ったおじいさんたちだそうです。
上から目線で、物を言ったり、いきない怒鳴ったりする常連のおじいさんがいるらしいです。
一種の認知症なのか？待つことができないらしい。
多分、夫は、昔の権威をかざして威張ってた舅を思い出すからなのでしょう。そういう人達を毛嫌いします。苦笑

　自分はそうならないようにしてほしいです。

私は、権威というか、自分勝手な人がおばあさんたちよりか、おじいさん、年配の男性の方が多い気がします。
　今のフランス語の年配のUさんは、全く一緒にいる他のメンバーの迷惑顧みずで、大嫌い。「先生良いですか？」と聞きますが、他の人への気遣いがないよ。

窓口に来るおばあさんたちは、にぎやかにグループで来る人達が多いらしいです。

夕べは夫は、中学からの地元の友人との飲み会？二人飲み。年に数回同じ日に飲み会してます。彼は、お花を定期的に届けに来てくれるので、私も私達が結婚前から知ってます。
ある意味親戚みたいな感じ。笑
　その彼は、今自分のお母さんと二人暮らし。そのお母さん92歳。頭はしっかりしてる方らしいですが、やはり、年齢的なものもあり、すっかり、息子と立場が逆転。
お料理作ったり家事は彼がやってるそうで。今はおばあさんの起床が毎日早すぎて困ってる様子。

　夜8時半に寝てしまって、朝というか、夜中に目が覚めて、4時半には、「お腹空いた」というので、毎朝？その時間にはお味噌汁を作ってあげてるそうです。

優しいんですね。でも、何だか可哀想。彼よりもお母さんの方が長生きしそうです。