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2010年01月27日
テーマ：冷えとり対策(11)
カテゴリ：低体温
低体温の改善に効果的な一つの方法が半身浴です
では半身浴の最適な時間と温度はどのくらいでしょうか まず半身浴の温度から考えてみたいと思います 一般的なお風呂の温度というと40℃～42℃ですよね ただし、これは平熱が36.7～37℃ある人の適温です 35℃体台の低体温症の方がリラックスできる温度ではありません 安保徹新潟大学教授は、著書「体温免疫力」のなかで ----------------------------------------------------------- 体を温め、交感神経を刺激して、心身をリラックスさせるためには 湯船に入ったとき、「気持ちがいい」と感じることが大切です。 心地よく感じる湯の温度は、人それぞれ違います。 だいたい、体温＋四度Cの落差が、人に心地よさを感じさせ 副交感神経の働きを誘うことができるのです ------------------------------------------------------------ 安保免疫学によれば、交感神経緊張により顆粒球が増え リンパ球が減少することで、がんが発生すると言います 熱い湯は「交感神経」を刺激しますから安保免疫学の考えに従えば 健康維持やがんの療養目的には適しているとは言えませんね 風呂文化研究会の資料においても 43℃の高温浴では、｢全身浴｣でも｢半身浴｣でも心拍数が上がっていますが 39℃の微温浴では、｢全身浴｣でも｢半身浴｣でも心拍数は上がっていません  このことから、38℃～40℃のぬるめのお湯の方がリラックスができ がんと闘ってくれるリンパ球を活性化するには最適であると言えるでしょう がんが42℃の高温に弱く、42.5℃で死滅するということから 高温浴をした方が良いのではないか？と思ってしまいますが いくら熱くしても、温浴により体内深部を42.5℃にするのは 不可能であると思いますし、交感神経を緊張状態にしてしまう方が 免疫力低下で、がんの増殖を助けてしまうことになるのではと思います 今のところ、体温＋4℃が半身浴の温度として最適でしょう 個人差もありますので、一番リラックスできる温度で半身浴を＾＾ お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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東京テクニカル@
