テーマ:「がん」と代替療法(54)
カテゴリ:腸と免疫
腸の構造について見てみましたが、大事な器官ですので
小腸の働きなど、腸についてもう少し把握しておきましょう さて、小腸の一番大切な役割といえば栄養の消化吸収ですね なんと、消化吸収の90%は小腸で行われるといわれています では小腸での消化吸収はどのような流れで行われているか まず胃で粥状にされた食べ物が、幽門から十二指腸に送られ 十二指腸において、胆汁と膵液により脂肪、タンパク質、 炭水化物へと分解、そして次の空腸へと送られて行きます 空腸から次に続く回腸には、小腸の特徴である絨毛という 高さ約1mmの突起物に覆われています。絨毛というぐらいですから 絨毯を思い浮かべて頂ければ良いでしょう この絨毛には、さらに微絨毛というケバケバがあり そこから最少単位の栄養素として吸収されて行きます ブドウ糖・アミノ酸・水溶性ビタミン・ミネラルなどは 静脈から門脈を経て肝臓に入り、コレステロール・脂溶性ビタミン リン脂質などはリンパ管から心臓・動脈を経て肝臓へと入ります 空腸と回腸の役割の違いも、細かく見ればあるのですが 大雑把に小腸の働きをつかむことが目的ですので省略しますね ただ、腸管免疫の司令塔であるパイエル板は回腸にあります 大腸については、便秘などの話題で触れてみようと思っております 今あるがんに勝つジュース お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年02月14日 22時43分57秒
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