2010/08/18(水)06:47
高齢者の低栄養を改善した食事法
アルブミン不足(低栄養)を予防するにはどうしたら良いか?
ためしてガッテンでは、高齢者の低栄養を改善した食事法を
秋田県の旧南外村(大仙市)の食事法を例に紹介しています
良書です! ⇒⇒⇒ 「脳の栄養不足」が老化を早める!
高齢者の栄養改善として、14年前からこの食事法が取り入れたそうですが
その結果、低栄養の人が1/3に、そして動脈硬化のなりやすさが減少
さらに、低かった村の平均寿命が急上昇し全国平均に追いついたそうです。
では、高齢者の健康状態に大きな成果をあげたその食事法は?
具体的には、毎日食べるべき10品目を表にした一枚のシートを使い
それにより、自然と必要なタンパク質をとれるようにする仕組みです
NPO法人国際生命科学研究機構作成
ダウンロード⇒『毎日食べるべき10品目シート』(PDF)
なお、このシートを使うと、嫌いな物も食べようとするため
自然と食べ過ぎも抑制できると言われているそうです。
<10品目シートの使い方>
1. その食品群を食べたら○を書き込み、○の数で1日10点満点、
毎日の食生活を点数化していきます。
2. 量は少しでもOK!
(例:のりを一枚でも食べたら、海藻は○)
3. 牛乳は乳製品(ヨーグルト・チーズなど)も含みます。
4. 表は10日で100点満点、なるべく満点を目指しましょう!
低栄養改善には、タンパク質が必要だと頭では理解できていても
しばらくすると忘れてしまったり、長続きもしないものです。
このように目標が設定されると意欲的に取組めますよね
また仲間がいれば、励まし合ったり競ったりと別の楽しさもあるでしょう
旧南外村(大仙市)の高齢者も、栄養を世間話の一つとして
話に花を咲かせたかもしれませんね^^