2005/04/05(火)09:17
韓国映画「永遠の片思い(恋愛小説)」
監督:イ・ハン
出演:チャ・テヒョン、イ・ウンジュ、ソン・イェジン
2002年公開(韓国)
気になりながらも、イ・ウンジュさんが亡くなったりして
なんとなく先延ばしにしてしまっていました。
でも、やっぱり見て良かったなあと思える映画でした。
差出人の記載されていない、モノクロの写真の入った手紙が
チャ・テヒョンの元に届くところから話が始まります。
彼には差出人に思い当たる人がいるのです。
そして彼女たちとすごした日々の回想シーンとなります。
ジファン(チャ・テヒョン)、ギョンヒ、スイン(イ・ウンジュ、ソン・イェジン)という
逆ドリカム編成のキラキラと素敵なこと。
3人で過ごすうち、だんだん友情だけでない感情が育ってきます。
そしてなんの連絡先も残さないまま、
ある日突然ジファンの前から姿を消してしまスインとギョンヒ。
それから5年後、冒頭の手紙を受け取り
ジファンは混乱の中彼女たちを探し始めます。
そして明らかになる彼女たちの秘密。
再び始まるラブストーリー。そして・・・。
【テヒョン=人のいい、もてない男】という図式が「若者のひなた」「Happy Together」など昔のドラマで刷り込まれてしまった私ですが、(「猟奇的な彼女」でもモテル男ではなかったですよね)
いい感じでした。ほんとに。
でも、一番印象に残ったのはイ・ウンジュさんですね。
前半の明るい笑顔と
後半の透明感
その演じ分けに唸りました。
彼女の作品はまだ「ブラザーフッド」しか見たことがなかったんです。
「ブラザーフッド」での安定感のある演技が印象に残っていたので
自殺報道のとき「え、そんなに若かったの」と驚いたものです。
本当に残念な方を失ったんだなと改めて思いました。
映画でも、ドラマでも人が死んで泣くというのばかり見ていると
(ここのところ「ごめん、愛してる」で涙の大量放出中なので・・・)
「死」以外で感動させられないのかなと思うんですが
死ぬときにはその人の人生が集約されるから
感動するんだと、最近感じるようになりました。
自分が死ぬときどんな人生を振り返ることになるんだろう。
永遠の片想い(DVD)