カテゴリ:韓ドラ・韓国映画
原題 「島」 監督 キム・ギドク 出演 キム・ユソク、ソ・ジョン 2000年 韓国 これぞ、キム・ギドク ワールド!!! って感じでした。 でも、なんでこの邦題? いや、観れば、なんでこんな題名思いついたのかってことは わかるんだけど、思いっきり悪趣味な邦題だと思いました。 原題では確かに地味で、観客を呼びにくいかもしれないけど・・・。 あらすじ 池の上に浮かんだ色とりどりの小屋 ここでの物語です。 この小屋は「春夏秋冬そして春」の寺を思わせます。 水面を境に水上の世界(この世)と水面下の世界(あの世?)が 隔てられているんだなあなんてことを ぼんやり感じながら鑑賞しました。 その2つの世界の境目でゆらゆら揺れている男と女。 地上に上がってさえ揺れる水面を眺めながら ブランコに揺られている女。 そして人の営みも包み込んで 悲しいほど美しい自然。 なんだかやっぱりギドク作品には惹かれてしまいます。 自分の中の異常性?それともどうしようもない孤独感が共鳴するのかな。 釣り針のシーンが2箇所出てくるんだけど ぎゃー!痛い!!正視に耐えない。 でもねえ、取り出した釣り針がハート型に並んでるのは 悲しかった。 決しておすすめはしません。 R18指定ってこともあるけど きれいなラブストーリーのほうがきっと心地よいはずだから。 ラスト近くで、黄色い小屋が池(川?)を進んでいくところでは 「悪い男」の赤い車を思い出しました。 でも、「悪い男」より後味悪かったなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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