【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

フリーページ

2019年04月06日
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
 
ふと、平安時代の源氏の源氏の君のことを思い出しました。
 
愛する葵の上が亡くなったあと、
 
 源氏の君は葵の上をしのび供養の日々を送ります。
 
 しばらくすると、若い紫の上が恋しくなり、
 
 一人寝も寂しくなり、
 
 眠れない夜も多くなります。
 
 秋が深まったころの霧が立ち込めた朝、
 
 源氏の君は、高欄(こうらん)に寄り添い
 
 庭に咲く草花を眺めていました。
 
 そこへ六条御息所から源氏の君へあて
 
 手紙が届けられます。
 
 
 この箇所は、「葵」の巻に記されています。
 
 
「君は、にしのつまのかうらん(高欄)に
 
  をしかか里(り)て、
 
   志も(霜)がれのせんざい
 
    み(見)給(たま)ふほどなりけり」
 
 原文の現代語訳は次の通りです。
 
「源氏の君は、西の高欄に寄りかかって霜に枯れた
 
  庭の草花をご覧になっておられる」
 
 源氏の君が高欄(こうらん)に寄り添って
 
 庭の草花を眺める場面は、
 
 絵巻にも描かれております。
 
 高欄に寄り添って庭の草花を眺めているのが源氏の君。
 
 右側の童が六条御息所の手紙を持っております。
 
 手紙は菊の花に結ばれております。
 
 亡き葵の上をしのびつつ
 
 若い紫の上に思いをはせ、
 
 源氏の君を慕う六条御息所からは、
 
 手紙が寄せられる。源氏の君のまわりには、
 
 常に華やかな女性たちがいます。
 

 

​​





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2019年04月06日 03時06分13秒
コメント(0) | コメントを書く


PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

joox

joox

お気に入りブログ

自分のなかの快適生活 細魚*hoso-uo*さん

国分寺で太宰を読む会 成人46さん

© Rakuten Group, Inc.