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カテゴリ:読書ノート
関羽、張飛、趙雲、呂布などに引けを取らない豪傑に馬超って男がいるんだよ。
親父が群雄の一人で地方だったけど大きな勢力を持っていた。 だけどこの親父を初め、兄弟、家族などの血縁をことごとく曹操に殺された。 親父の部下に押し上げられる形で一大勢力を率いて曹操と戦うが。。。 権謀術数に長けた曹操には力だけでは対抗できなかった。 曹操という男と戦ったがために、余計この馬超が真っ直ぐな男に見える。 そんな馬超が養わなければいけない部下が極端に減り、身軽になったときに出会ったのが張衛だった。 張衛はこれまた別勢力の軍事部門を束ねている男。 この張衛はどうしても馬超を陣営に加えたかった。 だけど馬超には他の群雄が持っていた天下への野心などというものはまったくなかった。 十数万の軍勢を従えて曹操と戦ったのも、馬超を慕って付いてくる部下のためだった。 もちろんこのときは復讐というものあったが。。。 おまえは、考えすぎるのさ。 もうよせ。 死ぬときは死ぬと思えば、大事なことなどなにもない。 決めるのが戦だ、張衛。決めたら、即座にやるのが。 馬超は張衛の考えすぎて行動できないってとこを捉えてたんだよね。 本人につもりがあったのかどうかはわからないが、それを伝えようとする馬超にやさしさを感じる。 もう乱世には背を向けると言いながら。。。 馬超の大きさ、やさしさはとても1回では表現できない。 ってことで、次回に続く。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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