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カテゴリ:大事なコト
”あの人は仕事が速い”
なんて言い方をよくするよね。 何が早いのか、観察したり、考えたりしたことある? なんとなく多くの人が、まさに仕事をしてるときのスピードが早いって考えてんじゃないかと思うが。 実は俺、そう思ってないんだ。 確かにね、仕事をしてるスピードって人によって違う。 経験とか得意さなんてモノが影響してくると思う。 だけど純粋にこの速さでの差は、数倍。 15分でできる人と、1時間でできる人の差って感じだと思う。 実はこのくらいの差は誤差って言ってもいいくらいなんだよね。 なんでかって言うと俺が考えてるスピードは100倍、200倍、下手すりゃ無限大の差が出る。 俺の考えてるスピードってのはね、”反応速度”ってな感じかな? 例えば今やってる仕事に必要な資料をメールで送ってもらったとするじゃん? このときすぐに”ありがとう”って言ったり返信したりできるかってこと。 もちろん自分はその資料をぼぉっと待っていたんじゃなくて、他にできること、他の仕事をやってたとしてもだよ。 あるいはうちの部署なんかそうなんだけど、いくつもの業務を並行で流さなきゃいけないことってあるよね? 自分ひとりではいっくら頑張ったって一度にひとつのことしかできない。 他の業務は他の人にやってもらわなければならない部分を進めてもらっていたり、”待ち”状態になるよね? そんな時、別の業務が入ってきた。 さぁ、どうする? とりあえず横に置いちゃう人がほとんどだと思うんだ。 で、入ってきたことさえも忘れる場合がある。 この場合、誰かに言われなきゃこの仕事が進むことは無いから、やる人と比べるとその差は無限大。 うちの優秀な部下はとにかく仕事が入ってきたら、今やってる仕事を止めて、入って来た仕事をシュミレーションするんだよ。 どのくらい工数かかるか、どこの部分で誰の助けを借りなきゃならないか、等々考えて疑問点や曖昧な点があると俺のトコへ来る。 そうやって目処を立てて、元やってた仕事に戻るんだよ。(もちろん新しい仕事の優先順位が高ければ新しいほうをやる) だから彼女の場合、横においてあってもその状態が違うんだよね。 ”優先No.X番、工数〇時間”って付箋が付いてるイメージなんだろうね。 やれることはすぐやる、やれるかどうかわかんないことや、やれないことはやれる段取りをする。 仕事のスピードアップは能力じゃないと思うよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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