電力の高騰 その2 自宅の省エネ
ニュースでは電気代が高騰して月の電気代が10万円を超えたなんて言うニュースがありました。私の自宅はマンションの中住戸なので電気がそれほど上がっているわけではありません。2022年1月の請求が電気279kWh、7,534円、ガス30立米5,003円の合計12,537円2023年1月の請求が電気276kWh、10,055円、ガス29立米56,584円の合計16,639円使用量はほとんど変わらず、支払いが1.3倍になっています。明細を見ると昨年の燃調費が220円に対し、今年のは2801円と12倍以上になっています。暖房の仕方はエアコンで、ほぼ一日中付けています。設定温度は22~25℃で、セキセイインコを飼っているので一般的な暖房よりは高い温度設定だと思います。それにもかかわらず、報道されているような高騰のあおりをまともに受けていないのは、ひとえに住宅性能の良さが表れていると思います。人気の点では角住戸よりも人気のない中住戸ですが、両隣と上下が他のお宅ということで、断熱性能は優れています。外気の影響を受けるのはバルコニー側と玄関側の面だけで30m2ぐらいしか外気に面していません。その外気に面している面はペアガラスのサッシで氷点下にならなければ結露しない程度の断熱性があります。熱が逃げにくいから熱負荷が小さくて電気代も抑えられているのですね。もう一つ、住まい方の工夫もしています。寒さを感じるのは室温だけではありません。体に接触したものに伝わる伝導と近くにあるものの影響を受ける放射も重要です。具体的には足の裏に感じる床の温度と壁や窓の温度です。床暖房を冷たさを感じない程度の低い温度で維持することで室温を下げても比較的快適に過ごせます。また、窓にカーテンをすることで冷えた窓の影響を和らげることができます。思うに、今電気代で大騒ぎしている人の家は断熱性能が悪すぎるのではないでしょうか?ペラペラの単層のガラスにはほとんど断熱性能はありません。東京都は新築住宅に太陽光発電を義務化するようですが、発電よりも先に単層ガラス窓の禁止のほうが効果的でパネル製作過程の人権問題もパネルの廃棄問題もなくいいような気がします。株式ランキング長期投資ランキングサラリーマン投資家ランキングにほんブログ村