「ハリー・ポッターと謎のプリンス」ついに読みました
土日を費やして、時間をかけて読みました。「ハリー・ポッターと謎のプリンス」翻訳者の税金問題がニュースになっている今読むとは・・・別に意図してそうなった訳ではありません。ただ単に時間が出来たからです。内容(「BOOK」データベースより)ヴォルデモートの復活のせいで、夏だというのに国中に冷たい霧が立ち込めていた。そんな中を、ダーズリーの家にダンブルドアがやって来るという。いったい何のために?そして、ダンブルドアの右手に異変が……。17年前の予言は、ハリーとヴォルデモートとの対決を避けられないものにした。過酷な運命に立ち向かう16歳のハリーに、ダンブルドアの個人教授が始まる。誰かが死ぬと聞いてましたがはじめの方の段階で、それは予想がつきましたので心の準備ができました。悲しいけど、仕方がないですね。少年だった主人公たちも淡い恋が、恋人関係と言う状態にまで進むお年頃。思春期も終わりかけの、ハリーポッターとハーマイオニーとロンです。読みながら思うのはやはり映画の3人が登場人物そのものなんです。こういう風に本を映画が追いかけて行ってそして、登場人物たちも(実際に)成長して行く過程を見られる楽しみってなかなか味わえないですよね。映画化が楽しみです。以下ネタバレです。↓↓↓↓↓↓↓最後まで読んでやっぱりスネイプは、味方なんだろうな・・・と思いました。最終シリーズで結果が出ますが多分(自分的には)最後の味方は彼になるだろうと感じました。劣等生が優等生を憎み・ねたみ、そして憧れると言うのは、ありえる心理ですしその心理が、ハリーの父を死に追いやったことにより堪え難い罪悪感を彼に与えたはず。だから裏切るとは・・・信じられないな~ダンブルドアとも、敵に囲まれた時どういう行動を取るかは、約束されていたと思いました。そう考えると、スネイプは可哀想な人生。2重スパイとして生きなければいけないし辛く、重圧の中の生活。それが自分の罪のせいだとしても・・・・過酷な任務です。次作が最後ですね。ホグワーツの場面が少なくなる事が予想されますが出来れば、誰も死んで欲しくない・・・・作者の登場人物を、乱用されたくない意図は分かるのですが作者の手を離れたら、読者の物語だと思うんです。読者がずっと手元に置きたくなるようなそんな終わりを希望します。(個人的な希望です)ではまた。