2006/06/08(木)21:44
「ぼくらのサイテーの夏」笹生陽子著
昨日に引き続き笹生さんです。
「ぼくらのサイテーの夏」笹生陽子/著
2作品目なんですけど、共通するのは父親不在で
主人公の少年は優秀と言う事。
内容(「BOOK」データベースより)
ぼく、通称・桃井。6年生。
「階段落ち」という危険なゲームをやった罰として
プールそうじをさせられることに。
いっしょにそうじをするのは栗田。
クールでどこか大人っぽいやつで、ちょっと気に入らない。
ああ、ぼくの小学校最後の夏休みは「サイテー」になりそうな予感!
著者のデビュー作で、二人の少年のさわやかな夏を描いた表題作と、
無気力少年の「本気」を探った第2作『きのう、火星に行った。』を収録。小学上級から。
夏前にして、夏を先取りしたような2作品で、
ちょっと得した気分です。
自分が小学生だった頃を思い出しても
やっぱり、家庭に何らかの問題を抱えた級友は「大人」でした。
その端で、子供時見ていた何者でもない自分を・・・・再確認しちゃいましたね。
たぶん、今の学校ではこんな罰・・・許されないと思うんですよ。
でも、やっぱりこういう時間をかけての自分探しって必要ですよね。
それも、小学生の頃に・・・と言うのがいいと思います。
いずれにしても、出来すぎたお話ではありますが
我が息子に読んで欲しい本です。
壁にぶつかっても、再生する事が出来るってこと感じられます。
また目線が優しいんですよ~
とてもいい作品でした。
今ハマってるのは
ブラックのタブレット。
甘くなくって、刺激的!!
目が覚めます。
これで、睡魔に溺れそうな日常をどうにか乗り切ってますよ~♪
ではまたv