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2007/10/01(月)14:19

「恋愛小説」よしもとばなな他アンソロジー

読書(817)

「恋愛小説」 出版社 / 著者からの内容紹介 恋を読む。恋に酔う。甘くせつない痛みが胸に広がる、ひそやかな時間――5人の名手による極上の物語。サントリーとのコラボレーションで超話題、売り切れ店続出のミニ本「新潮ハーフブック」が一冊に! 天頂より少し下って(川上弘美)/夏の吐息(小池真理子)/夜のジンファンデル(篠田節子)/アンバランス(乃南アサ)/アーティチョーク(よしもとばなな) 「天頂より少し下って」 川上弘美さんのは 微妙うな歳の女性の恋と、その息子へのまなざしが とても自然でよかった。 「夏の吐息」は 残された、恋人への想い。 幻の想い。 「夜のジンファンデル」 私はこれが一番すき。 かなわなかった物が 姿を変えて日本にあるけど、それは異物でしかない。 その違和感が、いいです。 話は悲しい物語なんだけどね。 まさに蜃気楼の様な恋。 「アンバランス」 これは今ひとつ。 登場人物だけがどんどん先に進んで行って取り残された。 「アーティチョーク」 これも好き。 おじいちゃんの思い出と、ウィスキー 素敵です。 「サントリーウイスキーのキャンペーンで話題になったミニ本」 と言うことで、 ほとんど甘さのない、恋愛小説。 渋い。 飲みたくなる(^m^

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