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カテゴリ:読書
金色の野辺に唄うあさのあつこ/著 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 山陰の静かな山あいの町で、九十を超えた老女・松恵が息をひきとろうとしていた。 看取るのは、松恵の曾孫で絵心を持つ中学生・東真、 松恵の孫に嫁いだ元OL・美代子、 近所の花屋店員・史明、 松恵の娘で稀な美貌を授かり持った奈緒子。 四人ともかつて松恵に受け止められ、救われた過去があった―。 屈託や業を抱えながらも、 誰かと繋がり共に生き抜いていくことの喜びを、 晩秋の美しい風景の中に力強く描き出した連作短編集。 とても素晴らしい物語でした。 生きるのは、簡単だよ。 そして、生きるのは大変だよ。 そんな言葉が聞こえて来そうだと、私は感じました。 松恵によって、自分自身の声に気付いた東真。 松恵によって、結婚を決意した美代子。 松恵によって、生き直しつつある史明。 そして、松恵と奈緒子の運命の絆。 (母と娘ってこんな風な線でつながれてるのかな・・・) 最後はお葬式日和。 こんな風に見送られる人生は素晴らしい。 そんな風に人とつながり合えて 思い出させてもらえるのは・・・ やはり色んな事を乗り越えて来たからでしょうね。 秋晴れの日に、ピッタリな一冊でした。 ∞───∞───∞───∞───∞───∞───∞──∞ えーっと。 そろそろ「本の整理・・・」と 思っております。 明日から手をつけて、見やすく・・・ しようと思っております。 申し訳ないです。 図書の大量入荷を、人ごとのように聞いていたのですが・・・・ ついに来ました。 本の波が・・・・ 既に4冊入荷連絡有り。 果たして週末までに何冊積みあがる事やら? 図書館に行くのが楽しみ・・・ ではまた~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年10月22日 19時10分55秒
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