2009/01/09(金)08:26
「クローバー」島本理生/著
島本理生/著
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
ワガママで思いこみが激しい、女子力全開の華子。
双子の弟で、やや人生不完全燃焼気味の理科系男子冬冶。
今日も今日とて、新しい恋に邁進せんとする華子に、
いろんな意味で強力な求愛者・熊野が出現。
冬冶も微妙に挙動不審な才女、
雪村さんの捨て身アタックを受け…
騒がしくも楽しい時は過ぎ、やがて新しい旅立ちの予感が訪れる。
理想の人生なんてありえないけれど、
好きなひとと手をつないで、明日も歩いてゆきたい―。
『ナラタージュ』の島本理生がおくる、
キュートで痛快、せつなくて愛おしい、最新恋愛長編。
「クローバー」の様に
一枚欠けたら
ありきたりの雑草になってしまう自分たち。
でも、だからこそ
突き動かされて・・・
たまには衝動に身を任せてもいいのでは?
そんなメッセージ感じました。
決して「冬冶」の選択は正しいとは思わない。
でも、でも・・・
こんな風に自分に素直に選択出来たら・・・
それは「間違い」じゃない気がする。
とっても素敵な物語で
眠気も吹っ飛び・・・日が変わるまで読んでしまいました。
華子ちゃんも熊さんもかわいい。
一生懸命でひた向きな人物は
登場するキャラクターすべてに言える。
またご両親も素敵。
文章の要所要所に
素敵な台詞があって
キラキラ光ってる。
島本さん好きな方には・・・おススメかな?
決して納得は行かない終わりだけど・・・
でも、何となく分かる気が・・・するといいなぁ。
さぁ、仕事行って来ますー
皆様よい一日を。