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カテゴリ:読書
学問山田詠美/著 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 東京から引っ越してきた仁美、 リーダー格で人気者の心太、 食いしん坊な無量、眠るのが生き甲斐の千穂。 4人は、友情とも恋愛ともつかない、特別な絆で結ばれていた。 一歩一歩、大人の世界に近づいていく彼らの毎日を彩る、 生と性の輝き。 そしてやがて訪れる、それぞれの人生の終り。 高度成長期の海辺の街を舞台に、 4人が過ごしたかけがえのない時間を、 この上なく官能的な言葉で紡ぎ出す、 渾身の傑作長篇。 なぜこの本の題名が「学問」なんだろう? 学びながら生きるからなのか? 生きる事が学問だからなのか・・・・? そう言う事は、横に置いても 物語に引込む力は、相変わらず素晴らしいと想いました。 独特な世界で 卑猥ではなく、性の目覚めが描かれていて 詠美さんにしか描けない物語。 恋い焦がれ、愛し、嫉妬し・・・ ひねくれたり、わがまま言ったり、受け入れたり。 こんな風に喜怒哀楽を共に出来る 友人は素晴らしいと思いました。 子供の目線も、大人からの目線も 両方楽しめる作品。 詠美さんらしい。そのひと言に尽きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年09月28日 18時18分55秒
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