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豆腐&あぶらげ

自然塾自家栽培の青大豆を使った「豆腐」と「あぶらげ」づくり。


     考えてみれば、昨年の6月から続く「ながぁ~~~い時間をかけた
    超スローフード」です。 
     子ども達と大豆の収穫、脱穀、ゴミ取り、乾燥作業を経ての今日の
    日です。しかも、豆腐づくりに欠かせない「にがり」は、1月24日
    に垂水の海まで子ども達と出かけ、海水を煮詰めて塩作りをする過程
    で採取した「天然海水にがり」です!

     前日から大豆の仕込み。冬場は24時間くらい水につけます。今回
    は、約2.7kgの青大豆を使いました。

     まず、水につけておいた大豆を輪切りにしてチェック。断面を見て、
    つけ込み完了を判断します。いい感じだ!
 
     みんなで図面に頭をひねりながら「ミンサー」を組み立てる。これに
    水でたっぷり膨らんだ大豆を少しずついれてつぶしていく。 その後、
    ミンサーだけでは不十分なので、ミキサーに約1分かける。 これで
    「生呉」ができる。 ミンサーを使わず、すべてをミキサーでやると、
    1時間半以上かかるし、以前、ミキサーが加熱して壊れたことがある。
 
     今回は、「生搾り法」でいく。「生呉」をこし袋にいれて絞り出す。
    出てきたのが「呉汁(生豆乳」、袋に残ったのが「生おから」。

     量が多いので、ここでお昼になる。とりあえず腹ごしらえ。ご飯も自
    然塾自家製のアキタコマチ。
     その間に、呉汁に水を加えて加熱する。しばらくすると、ここで嬉し
    い副産物「生湯葉」ができてくる。
     そして、いよいよ緊張の「ニガリ打ち」! 天然海水ニガリでホント
    にできるのか不安だったが、余計な心配だった。純度が高いためか、予
    想より少ない量で豆腐が寄ってくる。子ども達の目も寄ってくる!!!

     できたぁ~~~^^^^!

     さっそくこれをザルに移し、ザル豆腐を味わう。
    子ども達は各々スプーンをもって虎視眈々! 試食! あま~~~ぃ!

     あとは、次々と型枠に入れて重しをかけ、豆腐の完成!

     4丁だけ水切りをして、あぶらげ用とする。

     今回使用したのは青大豆。当たり前だけど、豆腐は薄青く、なんと、
    「あぶらげ」も青い!  ^^^ウグイス色だなぁ、、、
    でも、お味はまさしくあぶらげ!

    なんだか不思議な世界でした。


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