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私の教室には、他の塾とかけもちで来ている子が多い。
先週は、他の塾に通っている子が、 「夏休みの講習は、とても厳しくて、泣く子もたくさんいる。でも、それを説明会で話していたから、親も子も納得して来ている。みんな、がんばっているから、好きだ。」 と言っていた子が、 「その塾、やめたい。。。」 と言い出した。 テストの点数が85点で、 両方のほおを平手打ちされたとのこと。 「95点以上取るなんて、無理や。。」 と言っていた。 隣に座っていた子が、 「そこの塾に行かなくてよかった・・」 と言った。 近畿地方でも1番と言われる進学校を目標としている彼女。 そこの塾が忙しいからと、うちを隔週にした数ヵ月後、 うちの教室の子2人に抜かれてしまった。 自発的な勉強から、 その塾で、叩かれたくないからする勉強に 様変わりしている様子を見て、 複雑な思いだった。 親も子も、叩かれることを納得していると言っていたけど、 いざ、叩かれると、やめたくなる。 でも、がんばってやるんだろな。。 こうやって、叩く教育が、次の世代に受け継がれていく。 私は、あくまで、暴力には反対する。 叩かれてうれしいと思ったことなんて一度もない。 「人は叩かれなくとも、成長する。」 それを信じる心こそ、人間として一番大切なものではないだろうか。 暴力を認めてしまう土壌に、怒りを覚える。 プロなら、叩かないで実力を上げたらどうなん! うちは笑って、実力が上がってるよ♪ それが、プロでしょ。 プロとして、誇りを持って仕事を続けたいと思った日だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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