体験した人の説得力
HOME > 今日のことば 9/20 Sun 体験した人の説得力 「庭野さんは、一つ教えられると翌日からもう実行されている。大したものだ」と、前天台座主の山田恵諦猊下におほめいただいたことがありました。これには、ちゃんとお手本があるのです。お手本はお釈迦さまです。法華経でお釈迦さまは「私は、教えを聞いたらすぐにそれを実行して、仏の悟りを得ることができました」と語っておられます。 青年部のリーダーから、「どうしたら自信を持って法を説けるようになるのでしょうか」と尋ねられることがありますが、そう難しく考えることはないと思うのです。そんなにたくさんのことを覚える必要はありません。一つ聞いたら一つ実際にやってみるのです。すると、一つのことがつかめます。自分が体験したことなら、自信を持って人に説けるはずですね。それを一つずつ増やしていけばいいわけです。自信がないのは、自分の体験がないからです。 たとえば「相手を変えたかったら、まず自分が変わること」と学んでも、実際に自分でやってみないことには、半信半疑です。仏教の教えは、実行してみて初めて「なるほど」と分かるのです。体験こそ説得力の源泉です。 庭野日敬著『開祖随感』より