JENの理念
- 私たちの任務
- 紛争や災害により厳しい生活を余儀なくされている人々が、自らの力と地域の力を最大限に活かして、精神的にも経済的にも自立した生活を取り戻し、社会の再生をはたすことができるための支援を、迅速・的確・柔軟に行ないます。また、彼らが苦悩し努力する姿、その思いや願いを伝え、世界の人々に平和の価値が再認識され、共有されるように働きかけます。
- 私たちの希望
- 「人間にはひとりひとりに、かけがえのないいのちがあり等しく固有の価値がある」との信念から、他者を尊重し、理解し、互いに支え合い、誰もが自己へのコンフィデンス(確信)をもって生きることができる世界の実現を願います。
JENの事業運営方針
- 現地のニーズを見極め
支援は多すぎても少なすぎても効果をあらわしません。また、現場の状況は刻一刻と変化します。「必要とされる支援を、必要とされる人へ確実に届ける」ため、独自の調査とモニタリングにもとづき計画を策定し、見直しを繰り返し、状況に応じた適切な支援を行ないます。
- 現地の人々とともに
国際スタッフは資金調達とマネジメントに徹し、事業の実施は現地スタッフに大幅に委任します。その創意工夫のもと、現地技術者・有資格者による指導を受け、被支援者が主体的に生活の再建をはかることで地域コミュニティ全体としての再生をめざします。
- とり残されがちな人や地域を中心に
メディアが映す悲惨な映像は世界の人々の心を動かしますが、取り上げられることのない地域も数多く存在しています。忘れられた地域に直接足を運んで声を聞き、また、見捨てられがちな社会的弱者に特に目を配り、その時、その場で最も必要とされる支援を行ないます。
- 自立とその存続を
人間の生きようとする力、生命力を信じ、被支援者が自らの知識や技術、経験を活かして自らの力でゼロから立ち上がろうとする努力を応援します。自立した生活を取り戻し、それを持続してもらうための必要最低限度のサポートを、長期的な視野をもって行ないます。
- 最小の費用で達成します。
事業実施の拠点として現地に事務所を置き、必要物資・資材を現地で調達することで費用を抑えます。また、人材も現地で採用するなど地域のリソースをフルに活用し、その潜在能力を引き出すことで、事業資金の範囲内で最大限の成果をあげます。
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8/4 Tue
人の振り見て
苦を滅するには「まず苦を見すえること」というのが、お釈迦さまの教えです。
ニワトリをコの字型に囲った金網、つまり、うしろだけが開いている囲いの中に入れて、その金網の前にエサを置いても、ニワトリは目の前の金網に突き進むだけで、うしろから回り込んでエサを取る知恵は働かないそうです。人間も、賢いようで同じようなことをしているように思うのです。
困った問題にぶつかってせっぱ詰まれば詰まるほど、そのうずの中に巻き込まれて、右往左往してしまいます。自分で自分を苦にくくりつけているわけです。たとえば離婚寸前まで追い込まれた夫婦は、互いに憎しみにしばられて、自分ではどうにもならなくなっているのです。その奥さんをお誘いして一緒に手どりに歩いてもらうと、不思議に、ご主人への不満を訴える奥さんにぶつかるのですね。その話を聞かせてもらっているうちに、ハッと気づいてもらえることがあるのです。
一度、自分の離婚話から離れて人さまの家庭を見せてもらうと、自分の家庭を客観的に見るゆとりが持てて、これまでと、まるで違った見方ができるようになってくるわけです。
庭野日敬著『開祖随感』より