-急がず、休まず今こそ仏教的なものの見方を-

2015/10/22(木)06:16

理想像を持つ

今日の言葉(2275)

   HOME > 今日のことば 10/22 Thu 理想像を持つ アトランタで開催されているオリンピックでの、日本選手の活躍が毎日、テレビで伝えられています。そのアトランタ五輪日本柔道男子監督として山下泰裕さんが活躍されている姿を見て、以前、対談でうかがった話を思いだしました。 山下さんが「柔道が強くなりたい」と思うようになったのは中学校に入ってからなのだそうですが、そう思い立つと、親や先生の言うことよりも、柔道の先生の言うことが、いちばんよく聞けるようになった。先生に、「柔道を学ぶ人間は、人を思いやる心を持ち、礼儀を重んじなくちゃならん。強くなるだけでなく、柔道で学んだことを社会で生かさなくちゃならんのだぞ」と教えられると、それまで親に言われてもなかなか素直に聞けなかったことが、「はい」と聞けるようになって、それで自分が変わってしまったというのです。 少年時代や青年時代に、自分のめざす目標をしっかりと定め、理想像を持って努力することがどんなに大切であるか、よく分かるお話でした。大舞台で活躍する選手の姿に、あらためて教えられる思いでした。 庭野日敬著『開祖随感』より  

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