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JR九州ホテル熊本 スタッフブログ

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カテゴリ:観光
ものすごい晴天に恵まれた日曜日、珍しく外出する気になったわたくしはお出かけしてまいりました。
高速道路を御船ICで降りたことのある方は案内板でご覧になったことがあるかもしれませんが、熊本県山都町(やまとちょう)の通潤橋ってご存知ですか?
読んで字の如し。人が渡る橋ではなく、潤いを、つまり水を通す橋です。

その昔、通潤橋のかかる白糸台地は、五老ヶ滝川・千滝川・笹原川に囲まれているにもかかわらず大変水の便が悪く、農業用水はおろか住民の飲料水にも困るような状況だったそうです。
そこで立ち上がったのが惣庄屋・布田保之助(ふたやすのすけ)。
布田保之助像通潤橋を見つめています。

白糸台地は深く険しい谷に囲まれており、水を対岸から引くのは不可能に思われました。
しかし、熊本城の石垣「武者返し」にヒントを得、また八代の石工技術者たちや周辺の農民たちの協力もあり、江戸時代末期の1854年、1年8ヶ月の月日を経て通潤橋が完成されたそうです。
現代の土木技術にも匹敵する究極の技術を駆使しもって築造された水の通る石橋と言われます。

通潤橋 駐車場から
直線距離にして7~800mほどでしょうか。それでもわかるくらい大きいです。

通潤橋
通潤橋
通潤橋を渡ってみます。
土木関連のお仕事をなさっている方はおわかりになると思いますが、カーブ部分が実にすばらしい。
カーブの中央部分からは、時期により放水が行われます。
通潤橋ポスター
今は放水休止期間中ですのでポスターで。こんな感じです。
放水時間は2~30分。私が初めて見たのは小学生の時でしたが、今でもその光景を覚えてるくらいインパクトがありました。
※現在は通潤橋の放水について見直しが行われているそうです。通潤橋はもともと「観光施設」ではなかったことから、橋の本来の役割と維持保全など近年論議がなされているところで、放水が及ぼす橋への影響も否定できない状況にあり、今後は、通潤橋の放水の回数を減らしていく方向にあるとのことです。今後通潤橋を見に来られる方々には、放水ばかりではない、通潤橋の魅力、また橋本来の役割や歴史などを見て知ってもらい、放水が見られなかったとしても、また再度放水時にあわせてご来訪いただければ、とのこと。<山都町ホームページより>

通潤橋からの景色通潤橋からの景色
通潤橋からの景色です。特に右の写真、下流側の景色がとてもよかった。
今の時期も緑が綺麗でしたが、秋はもっと綺麗でしょうね。

欄干がない(人が渡るための橋じゃないので、ですね)ので、渡るときはくれぐれも気をつけて。



通潤橋を渡ると、五老ヶ滝の文字(と矢印)が。ついでなので行ってみる。
……ついでに行くような場所ではなかった。
まさかあんな山の中を行くとは思っておらず、パンプス(ヒール低めだったのがせめてもの救い)で行ってしまった私は死ぬほど後悔しました。
ぜひスニーカーなど運動靴で行ってください。
竹藪を抜け、石段と坂道を滑りそうになりながら降りること15分。
五老ヶ滝
マイナスイオン大放出!!!!
先に来ていた5人の少年たちがキャッキャしてて、お姉さんは、君たちはなぜそんなに元気なのかと問いかけたくなりました。

通潤橋・国民宿舎「通潤山荘」から徒歩で10分程度で手軽に見に行ける距離にあります。
もう一足のばしてみてはいかがですか。

~引用・山都町ホームページ~

手軽に見に行ける距離!!!?(衝撃)
いや、私のような町外民が口を出すことではないんですけど……決して手軽な感じじゃなかったですよ……単に私が運動不足なせいかもしれないけど……。
あっ、距離とは書いてあるけど道のりとは書いてないや、そういうことか。
そういうことです。

ちなみにですね、この滝に降りる道とは別につり橋に行く道もあるんですが(そしてつり橋からも五老ヶ滝が見られる)、体力に自信があって高いところも平気なチャレンジャーはぜひ上ってみてください。
結構な高さにありましたので。
(疲れ果てて写真を撮るのを忘れました…)



熊本県山都町ホームページ
http://www.town.yamato.kumamoto.jp/

通潤橋について詳しく掲載しているページ
http://www.yado.co.jp/hasi/kumamoto/midorik/tuujyun/tuujyun.htm
(よかとこBY・写真満載九州観光様)
http://www.kumamotokokufu-h.ed.jp/kumamoto/isibasi/tuujunkyo.html
(熊本国府高等学校様)


<ホテルからのアクセス>
○自動車(約80分)
熊本駅前から産業道路を直進、国道266号線(通称浜線バイパス)に入り、御船IC方面に向かってください。途中国道445号線に入ります。御船IC前を通過し、そのまま道なりに進んでください。山都町に入ると通潤橋行きの案内板があります。
○バス(約3時間)
熊本駅前より延岡行特急バス「たかちほ号」乗車→五ヶ瀬役場下車
五ヶ瀬役場前より福岡行高速バス「ごかせ号乗車」→山都町下車
山都町停留所より徒歩約10分(約1km)


ホテルのページはこちらからどうぞ星





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Last updated  May 12, 2009 12:20:02 AM
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