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カテゴリ:静岡のみどころ:徳川の史跡
駿府城跡の石垣とお堀。静岡市に生まれ、長年住んでいる身としては、見慣れてしまっていて当たり前の風景であり、地震で崩落してしまって話題を呼んだ熊本城のような迫力はないかも知れないけれども、市の中心部に近い場所で、市民の心に落ち着きをもたらしているように思います。 我々市民が一般に”内堀”と称しているお堀は本当は「中堀」であり、正式には「二ノ丸堀」のことを指します。本物の「内堀」は、下の写真、復元された「巽櫓(たつみやぐら)」付近の内側に、近年発掘されて一部をみることができます。 「巽櫓」の入り口は、通称”内堀”に架かる下の写真の「東御門橋」を渡って進んでいったところにあります。この東御門橋と高麗門、櫓門、南および西の多聞櫓で構成される桝形門が「東御門」なんだそうです。 西側の「外堀(三ノ丸堀)」に架かる「凱旋橋」付近から見た石垣とお堀。この辺りの石垣は、近代に入ってあまり手が入っていない印象です。整然と組まれていないところに風情と歴史を感じたりします。 駿府城跡の南側、通称”内堀”と「外堀」の間付近に静岡県庁が建ち、さらに「外堀」の外側に静岡市役所が建っています。 この辺りの「外堀」に架かる橋の一つが土橋で、そのまま大手御門に連なっています。奥行きのある石垣が立派だなあ、とは個人的な感想。 ”内堀”の外周は、中学生の頃の毎朝の部活動のトレーニングコースで、約1.6キロ。「外堀」は、今ではぐるっと一周の外観にはなっていないけれども、だいたい見ながら周れると思います。4~5キロ弱といったところでしょうか。 駿府城跡付近のぶらり散歩には、どうやらこのマップが便利です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 10, 2017 05:17:22 AM
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