暮らし宿 お古 店主のブログ

2019/02/06(水)16:08

フーテンのチョコ次郎

お宿のこと(124)

しばらくブログの更新をお休みしていました。 facebookや庄原市内に貼らせていただいたチラシなどでご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、昨年末の12月28日から、飼い犬のチョコが行方不明です。 チョコがいなくなって、約40日。 行方不明事件は7年前にもあり、同じ町内の別の地域で保護され、迎えに行きました。 それもあり、最初は「またどこかで保護されて、連絡が来るかな」と思いながら悠長に構えていましたが、2週間が経ち、焦りと共にfacebookで皆さんに情報提供のご協力をお願いしました。 何をどうしたらいいのか分からない私をフォローしてくださった方々、私以上に動いてくださった皆さん、ありがとうございました! facebookの投稿を元に、チラシを作成。 チラシの大量印刷。 郵便配達員さんや宅配ドライバーさんへの周知。 似た犬がいるとの情報をいただくと、周辺を捜索。 全てをご厚意で動いてくださり、感謝しかありません。 私自身も、自治振興区や各区長さんへ回覧板にチラシを入れていただくようお願いしに行くことで、プチ選挙活動体験をしてみたり。 似た犬の目撃場所周辺を、「チョコー!」と叫びながら歩くことで、トトロのサツキちゃん体験をしてみたり。 心身共にしんどい思いもありましたが、できる限り動き、後悔はありません。 あ、でも… チラシにさりげなく「昔ながらの暮らしを味わうお宿『暮らし宿 お古』元気に営業中!」と宣伝文句を入れておけば良かったと後悔しています(笑) そんなこんなで皆さんを振り回して申し訳ありませんが、チョコの捜索は、これでひと区切りさせていただきます。 思いがけない時に情報が入ったり、何もなかったかのようにチョコが帰ってきましたら(笑)、またこちらでご連絡します。 ここで暮らし始め、暮らし宿 お古を開業する前から結婚するまでの間、夜は真っ暗な山の中でも一人暮らしをすることができたのは、チョコがいてくれたからでした。 結婚・出産してからも、朝起きると、家に帰ると、お産一週間後にようやく歩き始めると、シッポを振って全身で喜んで迎えてくれたチョコは、飼い犬と言うよりも、家族の一員です。 ぽっかりと空いてしまった心の穴をすぐに埋めることは難しく、どこかでお世話してもらっているのか、遠い山へ帰ってしまったのか、「行方不明」というのは、心の置き場所が無く、苦しくもあります。 なので、フーテンの寅さんのように「フーテンのチョコ次郎」と命名し、期待をせず、でも存在を忘れることはなく、暮らしていこうと思います。 そして生活は続く…。 お世話になった皆さん、気にかけてくださった方々、本当に、ありがとうございました! フーテンのチョコ次郎を含め、暮らし宿 お古は5人+猫1匹+αで、細々とやっていきますので、引き続きよろしくお願いします。

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