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カテゴリ:暮らしの手づくり
大雨警報が続いていましたが、少しずつ落ち着き、梅雨明けを期待している、今日この頃です。
皆さんの地域では、お変わりないでしょうか。 私たちにとっても一大イベントの「LIVE GREEN」が無事終わり、ほっと一息…する間も無く、草刈りや畑仕事に追われています。 楽しくも厳しい、田舎暮らしの本音です。 今年3回目の、田んぼの草抜き。 県立広島大学のFarmer's Handsの皆さんのおかげで、今年はヒエ畑にはならずに済みそうです。 梅仕事と同じくらい手間がかかる、らっきょう仕事。 土を落として皮をむいて、根を切ります。 ネットに入れてゴリゴリ揉むと、土落としは楽ちんです♪ そして、毎年恒例の、お味噌の天地返し。 冬に仕込んだお味噌のカビ取りと、混ぜる作業です。 昔のように、お味噌を大きなカメで仕込んでいると、上下の塩加減や発酵の進み方に違いが出てくるので、天地返しが必要とされていましたが、今のようなサイズでしたら、必要ないとも言われています。 ただ、手間暇をかけることで、お味噌も食べるヒトも喜びが増すことは、昔も今も変わらないと思います。 お味噌を一緒に仕込んでいる常連さんと、ワイワイ囲む夕食。 今の時期は、やっぱり鮎! 蓼(タデ)酢を意気揚々と作りましたが、濃すぎるとツッコまれてしまったので、街では高級な蓼を惜しまない宿として、新たに売り込んでいこうと思います(笑) 左手前 : ウリ坊(イノシシの子ども)のロースト 左奥 : 山菜の酢のもの 右 : ふくふくチーズ入り夏野菜サラダ 本物の食材が身近に揃っているという事が、何よりも幸せ。 特別な味つけをするよりも、シンプルに。 こうやって、日々を振り返ってみると、全ての仕事は食に通じているということを、実感します。 私の暮らしは、極端に食との距離が近いのかもしれませんが、それはきっと、都市暮らしでも、本来は同じこと。 食べていくための仕事…と言うと、なんだかギリギリの暮らしをしているように聞こえますが、ヒトは、豊かな食生活を送るために、仕事をしているのではないかなと思います。 大学時代、研究に没頭している教授が、 「3食カロリーメイトだと、何のために生きているのか分からなくなるんだよ。」 と言っていました。 どんなに好きな仕事をしていても、食生活が崩れてしまうと、元も子もないんだな。 …と、思った記憶があります。 食の重要性を説くほどの知識も経験もありませんが、食べるための仕事は、生きている心地が、します。 体の奥底から、じんわりと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.07.25 18:10:44
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