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カテゴリ:生活の知恵
わが家は、家庭での手当てを第一に考えています。
肌のトラブルには、よもぎ蜜蝋クリーム。 胃腸が不調な時には、梅エキス。 火傷や中耳炎には、ユキノシタ。 熱が出れば、豆腐(38℃以上の高熱のみ)やキャベツをあてる。 元気が無い時には、テルミー(イオテルミー療法)。 春に作るよもぎオイルは、わが家の常備薬。 そうしないと、子ども自身が、親自身が、その子の体の特性を理解することができないと思うからです。 この手当てをすると、今回は、この子の場合は、どうなるか。どういう傾向がみられるか。 親子で試行錯誤することで、見えてくるものが沢山あります。 何かの症状が出るということは、体の自然な反応であり、決して悪いことではありません。 頭で考えてばかりの人間が、改めて自分の体に目を向けることができる機会です。 心も体も素直な子どもは、大人よりもよく分かるようで、何かを感じると「お母ちゃん、梅(エキス)なめたい。」などと、自分から言うようになりました。 わが家は、梅の力に、どれだけ助けてもらっているでしょうか…。 ただ、反応が出た時にどう手当てをすれば良いのかを知る機会が、あまり身近に無いのが現状です。 症状が出ると、まずは病院へ行く、医師が処方した薬を飲む、症状を抑える、治ったと思い込む。 それが一般的な「治療」と考えられているからです。 重篤な場合や先天的または慢性的な症状は別ですが、医師が「軽度」と判断するような症状の場合、体に備わっている自然治癒力を発揮できるよう促すことが、本来の「治療」ではないでしょうか。 その結果、製薬業界の市場は広がり、医療費は膨らみ、医師の負担は増え、本当に治療を必要としているところに、手やお金が行き届いていない…ような気がしています。 見守るって、案外難しいものです。 そんなことを偉そうに主張する私ですが、西洋医学を否定しているわけではありません。 かつては、遺伝子創薬の可能性にワクワクし、製薬業界で働いていました。 定期的な検査の必要性も、強く感じています。 また、薬を使うこともあります。 この2週間、3人きょうだいがインフルエンザバトンパスを見事に成功させてくれた事により、ヘトヘトになっていました。 夜中に、熱で20分おきに目を覚ます息子も、その対応をする私も、体力の限界。 2回ほど、解熱剤を使用しました。 翌日には、熱が下がり、お互いに眠れる時間が増えていきました。 それ以降は、またいつもの手当てで、試行錯誤。 やはり、家庭での手当ては時間がかかります。 私は家で仕事をしているからこそ、時間をかけることができますが、仕事を休むことが難しい場合、症状を抑えることを優先せざるを得ないというのも事実です。 なので、すぐに…は難しいかもしれませんが、 自分が、自分の主治医である。 親は、家庭での子どもの主治医である。 という認識が、一般的になってほしい。 家庭の手当てで対応しきれないと判断した時に、病院へ行く。 それが、当たり前の社会になれば良いなと、考えています。 今回、インフルエンザな子どもに好評だったのは、りんご+豆乳ヨーグルト+日本ミツバチの蜂蜜。 この蜂蜜は、お父ちゃんが山仕事の最中に、採ってきてくれたもの。 子どものインフルエンザ祭りで、しばらく自宅軟禁状態だったお母ちゃんが、悶々と考えていたことを、書きました。 年末の忙しい時期だからこそ、皆さまどうぞお体にお気をつけてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.12.27 15:49:44
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