経産省によれば、2021年のキャッシュレス決済比率は32.5%まで伸びており、毎年その比率は増えているようです。その背景には、現金を携帯しないで「もの、サービス」の決済ができるというメリットがありますし、最近言われる「ポイ活」(ポイントの獲得、活用)などが後押ししているようです。
わたしは数年前から、クレジットカードを利用したキャッシュレスを始めましたが、今では、スマホ決済(QRコード決済)を主に利用しています。安全面などの心配はないわけではありませんが、利便性をいかしながら活用しています。
(出典:ダイヤモンド・オンライン)
<キャッシュレス決済の支払い方法>
キャッシュレス決済には、3つの支払い方法があります。
① 前払い(事前チャージが必要なプリペイド)
② 即時払い(デビットカード)
③ 後払い(クレジットカードなど)
◎事前にお金をチャージするプリペイド式は「使いすぎを防げるので管理しやすい」といわれますが、欠点は端数の金額が残ってしまう点とポイント面ではあまり期待はできまないようです。最近では、銀行口座と紐付けが出来るので、コンビニのATMからの入金でなくとも対応できるようになって便利になっています。
◎即時払い方式は、財布から支払う代わりに、口座から即時に引き去りがされるので、管理がしやすいことがありますが、ポイント獲得面ではあまり期待はできないようです。
◎クレジットカードなどの後払い方式はポイント面ではメリットは有利な面がある一方で、発生月と支払月の支払金額の管理をしておくことが必須です。要するに、紐つけの銀行口座の残高を支払時期、支払金額に応じて補充しておくことが絶対必要です。クレジットカードは利用した日によって決済日(締日により支払月が異なる)、引き落とし額も変わってくるので注意が必要です。特に、残高に比し、利用額が少ない場合はあまり気にする必要はありませんが、金額の多い利用(支払)には残高確認、補充は必要です。
<キャッシュレス決済の選択と利用>
昔は「現金商売」、「いつもにこにこ現金払い」などといって、現金が支払いの基本でしたが、最近では「現金」だとその支払いに対してはほとんどメリットがありません。一方、キャッシュレス決済ならいろいろな還元がある有利な面があります。わたしは、いろい体験を踏まえて「スマホ決済」(3種類)と「クレジットカード」(主に1種類)を使えるようにしています。最近では、スマホ決済事業者の強み弱みがあるので3種類を使い分けて使っています。主には、スマホ決済ですが、スマホ決済が使えないところや、ポイント比率の低い店については1%ポイント付与のクレジットカードを使っています。現金を携帯しないで済むことや、釣銭のやり取りをしないで済むのは便利です。
~あとがき~
キャッシュレスは便利なのですが、クレジットカードやスマホ決済でも後払いが可能になってきました。後払いの場合には前述した、利用に応じた支払時期と支払金額の管理に基づいた「銀行残高」に注意することが求められます。また、キャッシュレス決済は管理しないと、使いすぎたりすることも注意が必要の様です。また、最近ではポイント還元競争も熾烈になっていますので、各陣営のいろいろなポイントが貯まってきますが、期限限定のポイントなどもあり、ポイントを使うために無理に物品を購入するなど、本末転倒にならないように注意が必要ですね。以上