『自分の健康は自分で守る』意識が大切ですねNO.2
前回の『自分の健康は自分で守る』意識が大切ですねNO.1の続編です。 従来は、「体重計」で体重を計るくらいでしたが、いろいろなことが計れる「体組成計」というものが発売されています(自分はOMRON製)を利用しています。体組成計も最近では、スマホにOMRONのアプリを入れ、Bluetoothでデータを保存することができるようになり、個々にデータをエクセル等に入力しないですむのでちょっと便利になりました。現在はOMRON HBF-256Tという機種を使っています。 そこで、どんな項目があり、その意味合いとは何か整理してみました(出典:OMRON) <体組成計の各項目の意味合い> https://www.healthcare.omron.co.jp/product/hbf/guide/02.html#section01 「体組成」とは、筋肉や脂肪、骨など私たちの体を構成する組織のことをいいます。その「体組成」を推定して表示するのが、体重体組成計です。肥満の予防・改善をはじめ健康管理を行うには、体重だけではなく、体脂肪率の測定、さらにその脂肪の内容(皮下脂肪か内臓脂肪か)や筋肉率の測定など、「体組成」をチェックして体のバランスを知ることが役に立ちます。体組成を毎日知ることで、自分の体の状態を確認することができるほか、その推移をチェックすることで、体重を減らすだけではなく、筋肉を増やして体脂肪を落とす健康的なダイエットができているかどうかなどを確認することができます。 体重 体脂肪率 体重のうち、「体脂肪の重さ」が占める割合のこと。 体脂肪は、体のどこについているかによって、「皮下脂肪」と「内臓脂肪」などに分けられます。体脂肪というと、何となく悪者のイメージがありますが、エネルギーを貯蔵したり、内臓を保護したりと、さまざまな役目を果たしているので、多すぎるのはもちろんですが、少なすぎるのもよくありません。男性と女性では体脂肪のつき方が違うため、判定基準も異なります。 体脂肪率判定の目安 判定 男性 女性 低い 5.0%~9.9% 5.0%~19.9% 標準 10.0%~19.9% 20.0%~29.9% やや高い 20.0%~24.9% 30.0%~34.9% 高い 25.0%~ 35.0%~ ※Lohman(1986)および長嶺(1972)によって提唱されている肥満判定の値を参考にしています。 3)内臓脂肪レベル 体脂肪のうち、内臓のまわりについている脂肪が「内臓脂肪」です。内臓脂肪は、血中に脂肪を増やして脂質異常症を生じさせたり、インスリンの働きを邪魔して糖尿病の原因になるなど、生活習慣病と関係が深いことがわかっています。「内臓脂肪レベル」は、その内臓脂肪の面積の大小を、自社データに基づいてレベル化したもので、当社独自の推定式により算出しています。 内臓脂肪レベル判定の目安 判定 内臓脂肪レベル※ 標準 1~9(0.5~9.5) やや高い 10~14(10.0~14.5) 高い 15~30(15.0~30.0) ※1レベル単位での表示の場合。括弧内は、0.5レベル単位での表示の場合(表示単位は製品によって異なります)。 ※オムロン体重体組成計では、17才以下の方の内臓脂肪レベルは表示されません。 ※内臓脂肪レベルはあくまでも目安です。医学的診断については、医師にご相談ください。 体脂肪のうち、皮膚の下に蓄積される脂肪が「皮下脂肪」で、体重のうち「皮下脂肪の重さ」が占める割合が「皮下脂肪率」です。皮下脂肪は、エネルギーを貯めたり体温を保つなどの役目を果たしています。お腹だけではなく、二の腕やお尻、太ももなどにつきやすく、必要以上の皮下脂肪の蓄積はプロポーションのくずれの原因となります。 4)骨格筋率 体重のうち「骨格筋の重さ」が占める割合のこと。 筋肉には、体を動かすための「骨格筋」、内臓を作っている「平滑筋」、心臓を作っている「心筋」があります。このうち、運動などによって増やすことができるのは「骨格筋」だけ。つまり、骨格筋は運動やダイエットの成果が出ているかどうかを判断する指標になります。 骨格筋を増やして基礎代謝がアップすれば、エネルギーを消費しやすい体質、つまり太りにくい体質になり、筋力も高まって活動的な生活を送ることができます。 骨格筋率判定の目安 判定 男性 女性 低い 5.0%~32.8% 5.0%~25.8% 標準 32.9%~35.7% 25.9%~27.9% やや高い 35.8%~37.3% 28.0%~29.0% 高い 37.4%~60.0% 29.1%~60.0% ※オムロン ヘルスケア調べ。 5)体年齢 体年齢は、基礎代謝をもとに算出した体の年齢で、オムロン独自の指標です。 基礎代謝は体重、体脂肪率、骨格筋率などを総合して算出しているので、体年齢は自分の体を総合判定する目安になります(オムロン体重体組成計では、17才以下の方の体年齢は表示されません)。 測定した体組成データをもとに総合判定しているため、身長と体重が同じでも、体年齢は違ってきます。 6)基礎代謝 体温維持や呼吸など、生命維持に必要なエネルギー消費のこと。 つまり、24時間じっとしていても、この基礎代謝に相当するエネルギーを消費します。1日の総エネルギー消費のうち6~7割を占めるのが基礎代謝であるため、基礎代謝が増えると太りにくい体になります。 基礎代謝は、10代後半をピークに年々減っていきます。年をとるとともに体の機能が低下していくためと考えられていますが、なかでも筋肉(骨格筋)の減少は大きな原因のひとつです。筋肉は、体を動かしていないときも、1日中エネルギーを消費して熱を作り出しています。つまり、筋肉量が減れば1日のエネルギー消費量も少なくなるのです。基礎代謝が低下してからも、若いときと同様の食生活を続けていると、いわゆる中年太りになってしまいます。 年齢別基礎代謝の目安 年齢(才) 男性(kcal/日) 女性(kcal/日) 1~2 710 660 3~5 890 850 6~7 980 920 8~9 1,120 1,040 10~11 1,330 1,200 12~14 1,490 1,360 15~17 1,580 1,280 18~29 1,510 1,120 30~49 1,530 1,150 50~69 1,400 1,110 70以上 1,280 1,010 ※厚生労働省「日本人の食事摂取基準」(2010年版)より。 7)BMI 「Body Mass Index(=体格指数)」の頭文字「B・M・I」をとったもので、体重と身長のバランスをチェックして肥満度を判定する国際的な基準です。以下の計算式から求められます。 BMI値の計算法BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)BMI値による、日本の肥満の基準判定BMI値やせ18.5未満普通18.5以上25未満肥満(1度)25以上30未満肥満(2度)以上30以上 BMI値による、日本の肥満の基準 判定 BMI値 やせ 18.5未満 普通 18.5以上25未満 肥満(1度) 25以上30未満 肥満(2度)以上 30以上 ※日本肥満学会(1999年10月)発表。 もっとも理想的なBMIは「22」とされています。つまり、BMIが「22」のときの体重が、肥満・やせを原因とする病気にかかりにくい理想体重というわけです。 あとがき 毎日、月間、数年間とつけていると大きな傾向がつかめます。「目安」で良い方向性にいっているとちょっと嬉しい気分になりますね。