DISTANCE -道のり-

2007/12/20(木)09:00

練習試合

練習試合を行う上で、指導者の立場として、二つの考え方があります。 公式試合を想定した練習試合。 これは、公式試合に可能な限り環境を近づけた疑似体験の場として行います。 当然、審判の判定は、平等でなければなりません。 対して、鍛錬としての練習試合。 ここでは、子供達個々の心技体の状態を見極めて、厳しい条件を与えたり、多少、甘くしたりもします。 例えば、審判の裁量で自信過剰気味な子には、厳しい判定をして戒めたり、 不調で自信を失い掛けている子に甘い判定をして自信を付けさせる時もあります。 また、明らかなハンデを与える時もあります。 一人が、複数の相手と連続して戦うのは、その代表的な方法です。 その他、使う技を限定させて戦わせたりする方法などもあります。 クラブにおいても、練習試合を定期的に行います。 選手選考試合や月例試合は、公式試合を意識したものであり、 その他は、鍛錬を意識したものであるケースが多いと思います。 ここをご理解されないまま見学されるご父兄の中には、判定に対して不満を持たれている方もいる様です。 しかし、その意図をご理解された上で観戦すると練習試合の奥深さが見えて来ると思います。 よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい。→  

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