2008/03/20(木)21:06
教え
通常、月1回、臨時に行なう強化稽古ですが、
今月は、大切な試合が控えていることと、2月に行なえなかった分を3月に補填しました。
そして、16日に引き続き、今日が、強化稽古となりました。
今日の稽古では、想うところがあり、稽古の合間の休憩時間に、
子供達へ用意していたプリントを配って話しをしました。
以下は、ほぼ、プリントの原文のままです。
柔道の教え
柔道は、嘉納治五郎(かのう じごろう)先生によって、つくられました。
その嘉納先生が、二つの標語を掲げられています。
「精力善用」 せいりょく ぜんよう
力くらべでは、力の強い相手には絶対に勝てません。
柔道は、力くらべではありません。
いまは、「柔道の理論=基本」をシッカリと身につけましょう。
勝つためのテクニックよりも先に基本をおぼえましょう!
「自他共栄」 じた きょうえい
柔道は決して一人ではできません。
同級生、上級生、下級生、先輩
お父さん、お母さん、おじさん、おばさん
先生方
このクラブの仲間を大切にしてください。
挨拶をしましょう!大きな声を出しましょう!
「チームワーク」を乱すような子は、柔道をする資格はありません。
One for All , All for One
「一人は皆のために、皆は一人のために」
柔道には、「それ」があるからこそ柔道と言うものがあるはずです。
柔道の基本とは、 「柔道が柔道であるために欠かせないこと」だと考えております。
また、勝ちたいからと、目先の欲に駆られて、チームワークを蔑ろにする行為は、
結局、自分自身の成長を妨げる結果になるのではないかと強く想います。
子供達の心に、どれだけ伝わったかな・・・
仮に伝わらずとも、これからも、継続して伝え続けて行きたいと想います。
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