テーマ:柔道最高!(430)
カテゴリ:格言・四字熟語
今日の四字熟語
稽古照今 けいこ-しょうこん 先達を指針に、今の自身と照らし合わせることで、限界まで研鑽すること。 「稽古」の由来は、「古事記」の太安万侶序文末にある「稽古」と言われてます。 稽古をそのまま解釈すると、「古(いにしへ)を稽(考)える」ことになります。 また、古事記の同文に記される「照今(今に照らす)」と合わせ『稽古照今』という熟語としても使用されることもあります。 古とは、先達であり、その教えあり、目標であり、手本、基本。 加えて、それを指針として学び、稽(考)え、工夫し、精進する。 また、闇雲に取り組むばかりではなく、時折、今の自身を分析して、 古と照らし合わせることによって、何をすべきかを改めつつ励むこと。 この繰り返しこそが『稽古照今』あるいは「稽古」なのではないかと自分也に解釈します。 稽古で、指導者の話しを聞こうともせずに自分勝手なことばかりしてたり、 逆に指導者に言われるままに、その主旨を考えようともせずに漠然とこなしていたり、 適当に手を抜いたり、自分より劣る相手とばかり乱取をしたり・・・ これでは、稽古に参加しているものの、稽古をしていることにはなりません。 正に稽古とは練習の場として与えられるものではなく、 自分自身が自分自身を高めるための意識を持って取り組むことであり、 自分自身が試されている場なのだと思います。 また、『失敗は成功の基』あるいは、『失敗は成功の母』と言う格言もありますが、 正に稽古のためにある言葉なのではないかとも思います。 この辺は、次回に綴りたいと思います。 つづく ※画像は、日体大の山本先生の指導風景です。 よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい→ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.09.05 23:36:12
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