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こころのオアシス

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September 12, 2011
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日頃、曽野さんのエッセイを
愛読しているので
緊急出版されたこの本を
さっそく発売日に購入した。

作家として、野人として、
歯に絹を着せない
喝采したくなるような意見の数々には
溜飲が下がる思いがした。



3.11から半年も経つのに
被災地は、瓦礫が少し片付いたくらいで
未だに生々しい地震と津波の傷跡は
そのままになっている。

そして、福島の原発避難地区は
まったくの手付かずのまま
今も放置されている。

この半年間、国はいったい
何をしてきたのだ、と声を大にして
言いたい。
自衛隊の災害支援以外
何もしていないだろう。

いたずらにパニクり、
情報を操作し、風評被害を助長し、
被害者の傷ついた心に
追い討ちをかけただけだろう。

その意味で、菅前総理と
民主党政権の罪は重い。


これから、季節は
秋からまた冬に向かう。

生まれ育った地に帰れない、
戻れない家のローンがある、
仕事がない、コミュニティが崩壊した、
学校が消滅した、内部被爆した、
先が見えない、確かな情報がない・・・と、
不安材料が山ほどある被災地に
これから寒く、暗い、東北の冬が来るのだ。

出口の見えない冬に、
人々が悲観的になり、
仮設住宅や避難先で
閉塞的に暮らしている老人や中高年たちに
孤独死や自殺が頻出する懸念すらある。

それでも、国は、政府は、
被災者側を見ずにいるのだろう。
きっと、見殺しにするのだ。

とにかく、早く、復旧、復興に
手を打ってほしい。

今は、国難の時なのだから、
他府県の地方交付税を
いくらかでも減らしてもらってでも
被災地に回してもらいたい。

兆単位規模の予算が
被災地には必要なのである。

***

6月24日には、
アラスカのアリューシャン列島で
M7.2の地震があった。

どうも、環太平洋規模で
地殻変動が起こっているようである。

「3.11は、はじまりに過ぎないのではないか」
という意見もある。

とすれば、やはり東南海巨大地震は
必ずや来ると備えていたほうが
間違いがないだろう。

この上、西日本がやられたら
今の国情、政府力では
国民は、しばらく塗炭の苦しみを
味わうことになるだろう。

















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Last updated  September 13, 2011 08:12:05 AM



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