大岡川桜まつりのステージに、ユーミンコピバン「漢組」のキーボード担当で出演。今年の漢組は不運続きで、まず、桜の開花が予想外に早く当日はほとんど散ってしまっていたこと。そして、爆弾低気圧に見舞われ、例年の台船ステージは諦め、しかも我々の出番の15時直前から雨が降り出してしまったこと。さらには、大所帯なので、鍵盤2人とバイオリンはサブステージ的な場所にセッティングすることになり、そこはオケピ的というか、ユーミン帝劇の舞台袖というか、紅白の三原綱木状態で、オーディエンスの視線も注がれず、Ustreamや個人のビデオカメラもほとんど向けられず仕舞い。これでは、個人的に楽しみにしていたサックスの伊勢賢治さんとの「Wけんじ」の共演も、全く共演感無いままジエンドで、吉幾三風に言えば、「桜も無ぇ、船も無ぇ、視線も無ぇ、映像も無ぇ、Wけんじも無ぇ」といった有り様。まあ、去年の台船ステージの時も、私はカメラの死角の位置にいたので、YouTube映像などにはほとんど映っておらず、その流れからすれば今年も通常モードということでOKなのだが、もう一人の鍵盤さんは漢組の功労者だけに、こんな扱いが申し訳なくて、まさに「俺ら こんなムラ嫌だ」状態。かつて自虐的に「光一点」などと言っていた鍵盤さんに「もっと光を」とゲーテ風に言いたくなってしまう。しかし、これは誰が悪いわけでもなく、すべては天気のなせる業なので、仕方ないですね。来年はぜひともみんなで銭コァ貯めで、雨雲散らしのロケット弾買うだやぁ。