|
カテゴリ:カテゴリ未分類
読書感想文の時期である。主に児童文学が推薦されるのであろうが、文学書ではなくて画集は、どうであろう。 この絵は1912年頃、日本の明治末年頃に描かれたものである。 大原孫三郎に絵の買い付けを任された児島虎次郎が、「これは個人のお願いでなく、日本芸術界のために切に懇願申し上げ候」と手紙に記し、買ってきた絵である。 しかし、私の感想としては、これは、児島虎次郎が「日本芸術界のため」というよりは、この絵の女性の優雅さ、豊満さに個人的に悩殺されてしまったとしか思えない。 若い頃の高岡早紀を思わせる。なにせ、時は明治、体型にしろ服装にしろ日本は土臭い。こういう色彩や美しい髪も思いもよらなかったはずである。 そういった想像も楽しい。そんな感想文を書いてきた中学生がいたら見所がある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.08.05 12:12:19
コメント(0) | コメントを書く |