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BS日テレでフィリピンに沈んだ戦艦武蔵の乗組員だった人の証言特集をやっていた。地上波のTBSでは南方千数百キロの極限の行進について特集していた。
今年は戦後70年ということの他に体験者の年齢が一番下の方でも90歳手前、収録の時間的限界が来ているためか、これまでよりこの種の番組が多いように思う。 私が子供の頃、戦争体験者が何か語るというのはテレビでも身の回りの大人でもあまり記憶にない。 昨日にかぎらず、これらの番組を見ていて感じるのは、ほんのわずかな生存率の中に入った人たちだけあって、命が太いということである。90歳を超えていても身体も頭もしっかりしている人が多い。 どの話もあまりに生々しく過酷すぎる。 こういう番組を見ていると「南シナ海、自衛隊が出張っていかないとやばいよね」と思っていた気持ちが「理由はさておき戦闘になったらやばいよね」に変わる。 けっして影響は小さくないはずである。 何日か前のNHKの特攻スペシャルもそうなのだが、なかなか表立っては政策に関してあれこれ言えない放送局が裏でこういう番組を使ってジワリと意識形成しているというか、バランスをとっているというか。。。 そんな見方さえしてしまう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.08.13 12:36:52
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