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医学部に行くには数学が得意でないことには話になりません。以前、塾に札幌南高(北海道一の進学校)出身の筑波大医学部の学生に手伝いにきてもらっていたのですが、段違いにできるの段がいったいいくつ違うのかという感じでした。
しかし、よく考えてみると、ふだんの臨床で微分とか積分とかしてるのか?という疑問が湧きます。 外科医と数学とか精神科医と数学とか??いつ使っているのでしょうか。 理系の方はよくわかりませんが、文系でも司法試験には英語がありませんでした。極端な話、アルファベットが書けなくても合格できました。また、弁護士になってからも国内に業務を限定するかぎり英語はさっぱり必要ありません。法学部を卒業するのにも一般教養科目としての英語はあっても、それができなくて卒業できないという話は聞いたことがありませんでした。 しかし、私が受験生だった頃、司法試験合格者を多く出していた大学のうち慶応大学法学部の配点は英語200点、社会100点、小論文100点でした。 早稲田大学の法学部は英語が60点、国語が50点、社会が40点でした。 英語が得意だと圧倒的に有利、というか英語ができないと絶対に法学部に合格できませんでした。しかし、学部以降の勉強に英語は全く関係なし。 結局、大学入試で試しているのは、外国語学部の英語や数学科の数学といったものは別にして、それ以外については高校の科目を通して、思考力やその他の適性検査に過ぎないのかもしれません。 受験生だった頃、早稲田の法学部と政治経済学部では英語の試験内容と試験形式が全然違っていて私は法学部の方ははじめから苦戦覚悟でした。上智も外国語学部の英語は当時の私の力では時間が足りずに受験を断念しました。偏差値的には十分でもそういう問題ではないです。 大学入試は難易度でなく問題相性が重要だというのが、その当時持った感想です。 いまも変わらないのではないでしょうか。受かりそうなところを見つけて受ける、あるいは受かりそうなところに対して逆算して受験計画を立てるのもたいせつだと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.11.19 01:48:20
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